ウソはつけない
ウソはつかない
もしウソと感じたら
深入りしない。
あたしはあなたと
向き合って
付き合っていく
あたしの全てを 知るあなただから
頭の中さえ 見透かされそうで
こわいよ。
初めましてと
交わすこともなく
目も合わすことなく
過ぎていった時間。
あたしね
あなたを見るのが
恐かった
違う世界で生きるあなた
あたしとじゃつりあわない
あたしだけのものには
ならないあなただから
好きになるのが恐い
瞳さえもみられない
そんなあたしを 遠くから見ていたね
あたしのウソを
あたしの偽りを
いつから
感じていたの?
あたしのウソを
見抜いたあなた
終わったはずの
あたしとあなた
それぞれの傷を
深くしたね。
ウソを見抜いた あなたは
あなた自身を 傷つけたの。
終わったの。 だから 知る必要さえ なかったのに
いつも あなたは
真実だけを 知りたがる
これが
本当のサヨナラだって
思わなかったから
涙一つながさなかった
あたしはどこかで
あなただけは違うと
あなただけはあたしを追うと
あなたはあたしを離さないと
思っていたのかもしれない
何回でもやり直せる。
そう思っていたの。
あなたは
どこか冷たくて
どこか優しい人だから
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