忘れらんない
あの日の
出来事から

忘れらんない
あの日の
あなたのキスから

いろんなことがあって
いろんなひとと出会って
いろんなキスをした

それでも
あなたのキスだけが
あたしの通過点に
なってくれないよ

あなたのキスから
始まった人生を
あなたのキスで
おわらせたいと

心底願うよ

誓ったか分からない言葉がある

幾度誓っても守れない言葉

どうしても

信じてしまう


この人だけは違うと


この人だけは大丈夫と


信じたら負け

裏切られてもしかたない

もう

繰り返しは嫌

もう

信じたくない

もう

異性に溺れたくない

男なんていくらでもいる

いくらでもいる中の

たった一人と出会うと

溺れてきた

安い女だから

駄目なんだ


男は敵

みんな敵

あたしは
あなたを
幸せにする権利さえない

でも
あたしは
あなたを
幸せに導く権利はあるから

あなたの
幸せの場所が
見つかるまで
そばにいるから

あなたの
手をひいて
幸せの場所まで
つれていくよ。

そのときは
どうか
涙もみせずに

あなたに
言いたいことがあるの

あたしは
あなたを
ダレよりも
想っていると

あなたを
信じてました

あなたを
信じすぎてた

あたしには
あなたを
束縛する権利も
とめる権利も
自由を奪う権利もない

けれど

好きだから　問う。

あなたにとって
あたしは重い

わかってる

けれど
あたしは信じてしまう

その瞳と笑顔が
信じさせてくれる

裏切りなんて
ないと信じてた

裏切りなんて
恐くなかった

あなたはあたしを
傷つけない人だと
信じていたの


今でも信じてる

あなたは試してる
あたしがどうすれば
傷つくのかを

そう
きっと試してるだけ

あの日の
あたしたちは
どこへ消えたの？

分かり合えた二人
信じあえた二人。

何度も交わした
言葉

偽りじゃない
本物の言葉

文字じゃ語れない
本物の言葉

偽りなんかじゃない
ただ
少しの時の流れが
変えてしまったの

あたしたちの言葉を

だから
あなたの言葉は
偽りなんかじゃない

いつも
本物

あしたになれば
なにかかわってる
たしかな気持ちと
おく底にある曖昧な気持ち

しずかに思い悩んだとき
あせってくる気持ち
わたしの中の
せっかちな部分がでる

にんげんて流されやすい
しんけんに決めたことも
ただ少しのコトで流される

いつも最初に想うことは一緒なんだけどな。

あたしは

あなたの全部が好きよ。

手の届かないモノだと

感じるたびに

ほしくなる。

手の届かないモノを

手にいれたことはないから

あたしは

手に入れたくなる。

あなたの瞳も

あなたの手も

あなたの唇も

あなたの心さえほしくなる

あの日
つないだ手を想い出すたび

あたしの
鼓動は高鳴ってくるの

初めて手をつないだ
あの日

照れくさそうに
笑ったあなたも

何気なく手を
差し出すあなたも

あたしの手をひいて
一歩前をあるくあなたも

鮮明に覚えているよ

いつも想うの。

あなたとあたしの手は
似ている

大きくないあたしとあなたの手

歳の差なんか感じない手

少し背伸びした
あたしの気持ちを
和らげてくれた

手をつなぐだけで

あたしの鼓動が伝わるなら

簡単なのに

あなたと離れていた時間
やっと埋められたね

そんな瞳をするから
離れられなくなる

首筋をたどる指も
胸元をたどる唇も

全て懐かしく感じるの


そしてまた
あなたのぬくもり
ほしくなる。

あなたと出会えた奇跡は
あなたと出会えた意味は

あたしの将来を
未来を変えていく

それが
どんなにつらい未来だって
どんなに苦しい未来だって

いいよ

どんな未来が待っていようとも

あたしはあなたに
ついていきたいと思った

あなたにとっての
最後の女性は
あたしで

あたしにとっての
最後の男性は
あなた。

あたしには
あなたを
傷つけない義務がある

あたしには
あなたを
守る義務がある

あたしには
あなたを
幸せにする権利がある。