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2002年02月26日(火) ハートオブドッグ

昨夜観た「ハンニバル」の衝撃は予想以上に大きかったらしく、睡眠障害に加え胃炎悪化の予感。あの後に「ハートオブウーマン」というラブコメを観たが、お馴染みヘレン・ハントと、メル・ギブソンのコミカルな演技と笑顔によってさえも気は紛れもしなかった。ところで、バ◯リンガルという、犬の気持ちが機械に表示されるという商品をTVで見たが、あっけ。予め登録されてある6種類の感情、とりわけ怒ってるのか嬉しいのかくらい、声や動作や尻尾だけ見も分かるはず。あれじゃ逆に、本物のペットをAIBOに見立てているのと同じだ。


2002年02月25日(月) 今は告げん

夕方から活動開始。時差ボケの対策でもあり、春休みだからこそ昼夜逆転に務める。ただでさえ早朝しか勉強できない質なもので。胃は完全にイカれたまま。薬もナイ。TSUTAYAで「ハンニバル」を借りる。さっき見てたけどますます胃が気持ち悪くなった。先日F氏から送られてきたドイツの写真を見てとりあえず目と心を浄化。最近サイコホラーがつらくなってきたらしい。簿記とりあえず一息ついたところで、また英語と商法が復活。1級も目指すので簿記はまだまだ終わらない。「汝に追いつくがため」追い抜くため。


2002年02月16日(土) ロシアは金に値する

フィギュアのフランス人審判に不正疑惑が持ち上がり、今日2位のカナダにも金メダルを授与するという措置がとられたわけだが、ニュースで同じ指摘ばかりされている点が納得いかない。それは、1位のロシアがミスをし、カナダは完璧な演技だったにもかかわらず2位に終わったという点。それだけが問題なのだろうか。フィギュアは採点競技である以上、技術だけでなく演技力というのが重要視されるものだ。だからミスしなかったから勝ちなんてそんな単純なものではない。もっと全体の表現力、演技性そのものを見れば、ロシアのあの優雅で柔らかな舞は、金メダルに当然値するものだった。ミスするか否かだけで決まるなら、演技点を廃止し技術点だけにすれば良いわけだし、いっそジャンプだけで競えばとさえ思う。もう一つ、もし仏の不正が無かったとしても、カナダが勝っていたかという問題に触れられていない。合計点とSPの結果からしても、ロシアは圧藤テ的に優勝に近かったはずである。ロシアの金は決してくすんでなどいない。私が言ってもアマチュアの戯言にしか過ぎないのだろうけれど。人が採点する競技である故に、審判の客観性というのは、さらに問われるべきだろう。


2002年02月11日(月) 時間

ネットできないので携帯から。今日で、もらった薬が切れてしまった。いつお腹痛くなるかもしれない、と思うと複テい。いま簿記がぴんち。あえてカレンダーを見ないようにしている。"あと少し時間があれば"、ふと思ったがどこかで聞いた台詞。そうだった。CAのGUYSに載ってた。”やっぱり時間の枠の中でしか物事は生まれないようです。時間とは、最大限の力を引き出すアイテムなのです。”(アルバム「GUYS」より) 完治していることを祈りつつ、目の前にある課題をぱぱーっと片付けていく!


2002年02月04日(月)

久々に「朝」に起きて、学校のPCにメールチェックと、健康診断の予定を見に行く。
PC触ってる途中で、突然激しい腹痛にみまわれる。それがもう息ができなくなるくらい、歩くのもやっとなくらい大変なものだった。またも余計な心配を抱えながら、一度家に戻り、鎮痛剤を飲む。順調に進みそうな一日の始まりだったのに、なんでまた…と失望しながらしばらく転んでいた。15分ほどで治まったので、再度立ち上がり今度は稲荷駅へ向かう。

京都の旅券事務所に行くのが目的で、それは京都駅の8階の分かりやすいところにあった。人も多かったし、用件はすぐに済んだのでそのまま伊勢丹へ。11回で便箋を買ってから、また地下まで降りて、PLATZの方面へ。

ボディショップでクマとアイシャドウを買ってから、無印の小物を見に行く。他に買い物はせず、再び地下に下りて、普段は通り過ぎるだけのPortaで数件店をのぞいてみた。

人目で「ああああっ!!」って気に入った靴があったので、迷ったけど買おうと思ってサイズ出してもらったが、いざ履こうとすると足が入らない。それ以上大きいのはないということで、諦めるしかなかった。これほど悔しいことは今までなかった。
服なら、痩せるとかなんとかで、着られないこともないけど、足ばかりはどうしようもない。それ以上に、人前で、大きすぎる足の悲しい光景を見られたことが恥ずかしかった。

あのバレエシューズ型の美しいフォルムといい、四葉のモチーフといい、まさに私好みだったのにー。

がっかりした様子で、地上へ出る。無意識に外のエスカレーターに乗ってしまった。
途中で降りようがないので、用もなく一番上まで行った。

階段を少し上ったところで屋上に出ることができる。初めて来た場所であったけど、なんとなく清々しい気分になれた。今日は、春のような日和だったし、太陽の光がちょうどいいくらいに暖かかった。数日部屋にこもっていた私にパワーがみなぎったというか。およそ人間らしい活動をしている実感がわいた。自然の中に、生命というのを改めて感じた。

いや、とにかく外に出よう。って思ったのである。

靴のことは忘れて、稲荷駅へ戻る。こんな歓喜溢れる天候のもと、ついでだと思って、稲荷神社に入る。お正月さえ行かなかったので、今ここでお賽銭を投じ、抽象的なことを祈る。鳥居を出る前の店で昼食のうどん。まるで観光客である。

夜は、間に合わせるので精一杯の簿記。

まあまあ、私にしては充実した一日だった。


2002年02月01日(金) Freiheit

1時間目の英語(リーディング)で、いよいよ試験は最終となった。朝は4時起きで、半分徹夜の状態で泣きそうになりながら、CNNに掲載されたブッシュの演説を読む。本当に、最悪の場合を考えながらの試験勉強であった。またも来年の時間割を考えないといけないのかと思いながら。

それでも実際の試験は、2〜3行の和訳とか、下線部は何を示しているかとか1問まるごと白紙というのは避けられそうな問題だったため、テキストとブッシュだけは完璧にしていたことで何とか救われた。Tankanを思い出せなかったのと、略語を正式名称で書けなかったのは普段の怠りのせいであり、今回は仕方なかったと思う。無念だ。

Tankanという言葉はずっと頭にあったのに。ちらっと見るくらいしろよ。それよりも、こんな私に試験を受けさせてくれた先生に感謝してます!!来年は、出席回数を気にするようなことのないよう、1時間目でもちゃんと行くこと。

お昼は、郵便局に定額小為替を買いに行き、バイトの制服をクリーニングに持っていったり、洗剤を買いにドラッグストア行ったり、お腹空くのも忘れて、洗濯と台所の掃除。

カーテンを全部開けて、部屋は午後の明かりで透明。そこに一人座って聴いていたのはCAのアルバム、GUYS。昼のざわめきが遠のき、目を閉じて聞く「if」なんかは最高である。焦るのをちょっとやめてみる。思い出をもう一度見つめてみる。

心の落ち着きが戻ってくる。こんな時間が私は好き。


川村 |MAIL