2007年09月27日(木) |
輝けるまで |
どんどん僕らは 転がりおちて さんさん世界に 夕日が降りる 光も 言葉も 届かない海の 深く深く深く 僕が輝くことでしか 未来が見えないのなら 輝けるまで あがいてみようと思う |
2007年09月26日(水) |
色褪せる |
なんだかつまらない ことばかりが連鎖して だんだん僕が沈んでいく あとちょっとで触れそうだった でも触れてはいけなかった そんな距離にいた僕らは 触れ合わないままで 離れる道を選んでみた 心に開いた一人分の 小さな穴に仕事を詰め込む そうしてなんとかバランスをとる 心がまた少し 色褪せようとしてるみたいだ |
2007年09月25日(火) |
輪廻 |
ぐるりと回って ひっくり返り なんだかんだで ふりだしに 不条理は繰り返される というかもはや 不条理が世界を作っている ぐるぐるぐるぐる 堂々巡り そういやもともと人間は 輪廻し続ける生き物だったね |
2007年09月24日(月) |
泡になっても |
転がるのは簡単だ 抵抗をやめてしまえばいい 落ちるとこまで落下して はじけて消えて 泡になる 何十年か先 思い出すこともない どうでもいい一日を 何十年か先 覚えておくために あらがう方法を探る 泡になっても 消えてしまっても またここに戻ってくるんだ |
2007年09月23日(日) |
ボロボロ |
失いながら 耐えながら 広がりながら 夢を見る ボロボロだよって ニヤリと笑って マゾヒストみたいな 欲望を知った 完成することのない 永遠のジグソーパズル 夢から覚めるまで アナタのそばで 揺れつづけたい |
2007年09月22日(土) |
ラジオカセット |
一歩手前で考えた いろんなことがよく見えた 行ったり来たり 行ったり来たり ちょっとずつしか進めない 焦りだってする 焦りだってする それでも前に進む 進んでいくしかない 巻き戻しボタンのない 一方通行のラジオカセット 時代が流れても 心にひとつ 変わらないもの |
2007年09月21日(金) |
まだ夢見てる |
思い知らされる 結局はいつも 期待は儚く散るものだと そうして覚えた無情感が ぐるぐると胸の中 希望をかき消すように 満たされていく 晴れ間の見えない空 分厚い雲の裏側にある かすかな未来を まだ夢見てる |
2007年09月20日(木) |
秋空越えて |
カランコロンと鐘が鳴る その先は暗闇で 未来が見えないままでいる 歩いていく 一歩ずつ それしかできないちっぽけな 存在の僕を支えてくれる すべての人に感謝をこめて ゆるり広く ゆらり高く 秋空を越えて はるか遠くへ |
2007年09月19日(水) |
生かされる |
去っていく後ろ姿に 声をかけられなかった どうしようもないと どうしようもないと 自分に言い聞かせることで なんとか気持ちを 押さえつけていたんだ 何処へ行くか それさえわからないけれど もう一度出会える そんな思い込みが なんとか僕を 生かしてくれる |
2007年09月18日(火) |
うわついた日々 |
今日は今日でしかないのに 明日のことを考えている 今日は今日でしかないのに 昨日のことを考えている 足元が落ち着かない うわついた感じの日々の 原因が何処にあるのか なんとなくいま 気づけたような気がしたんだ |
2007年09月17日(月) |
陰影の後ろ側 |
かけてゆく 無常感が消えないままに 降り立つ場所は たしかにあるのに 降り立てないでいる ただそれだけなのに 鮮やかな光の 残像が残っている 一番だった季節の 一番だったまぼろし どこだったか だれだったか 誇らしげに笑う 陰影の後ろ側で |
2007年09月16日(日) |
つぶされながら |
君を失った 重みに耐えている 名前をつぶやく そのたびに膨らむ 悲しみと不安に ゆっくりとつぶされながら 気持ちは 咀嚼されて昇華する もう少し先 もう少し先へ 乗り越えられたらきっと 僕はまた強くなれる |
2007年09月15日(土) |
肝心か簡単か |
反抗心を捨ててみた このあやふやな世界で 立ち向かうことに 意味すら見いだせなくて あきらめが 肝心だと 誰が言い出したのか あきらめは 簡単だと 誰が言い出したのか あきらめてみて気付く 胸の奥の空洞を 誰が見つけてくれるだろうか |
2007年09月14日(金) |
君を守る勇気 |
頼りなくて ごめんなさいと 謝ってしまう前に 頼りないから 頑張りますと 言い放つ 言葉は魔法 ないものは あるものへ なにもかもすべて 信じられないものを 口にしたことから始まったんだ いま 君を守る勇気だって 芽生え始める予感がしてるんだ |
2007年09月13日(木) |
はかない過去 |
終わらない輪廻が 彼岸花のおしべの先 水滴の中で揺れていた 天地逆さの向こう側 昨日のキミが 微笑みながら消えてゆく 大切だった あのときの記憶を 心のどこかに置いておく 逃げ場というには あやふやすぎる はかない過去を 足場に据えて |
2007年09月12日(水) |
去れ |
取り返せないキラキラを 誰かのせいにして 逃げ続けている やれるわけない って言ったヤツから 去ればいい 最後は 最後まで やれると信じた 一握りだけがたどりつく あきらめないとは そういうことだ |
2007年09月11日(火) |
キミは笑った |
あるがままって難しい そんなに達観できやしないし いつも笑顔でなんて 理想論でしかない くやしさも うれしさも ぜつぼうも みらいも 全部受け入れてキミは笑った 悟りを開いたわけでもないし 達観できたわけでもないけど なんとかなる そんな気持ちが心に芽生えた |
2007年09月10日(月) |
強気な僕 |
さよならまたねを 繰り返す 変わらない日々を 穏やかと呼ぶ このままでいいのかって 心のどこかで思いながら それに気付かないふり 本当は気付いているのに あの日貴方に手を振った 強気な僕に戻ってみたい |
2007年09月09日(日) |
たりない |
本当に欲しかったのは 結果よりも 頑張ったねって 一言だったのかもしれない すべて終わっていま この手の中にあるものに また不満を覚えだす 我侭とは たぶんこういう ことなんだろう |
2007年09月08日(土) |
触れられるもの |
たしかにある そこにある 確実なものばかり追いかける 臆病な恋愛症候群 夢が見れたら 夢であえたら 仮定を楽しめない あふれる寸前のリアル この手に触れるもの 触れられるものを探している それはあなたかもしれないし そうじゃないかもしれない |
2007年09月07日(金) |
うしろむき |
帰ってこない今日の日を 追いかけることに なんの意味がある? そんなセリフを吐いたあと そんな態度に吐き気をもよおす なぜだか知らないが人生は 後ろ向きに歩いたほうが ラクなようにできている 歩いていくだけなら ただ歩くだけなら 楽しさって何だろうって 感じることで転がり始める |
2007年09月06日(木) |
夕霧 |
振り返って 見直して やっぱり切ない 特別 忘れたはず 気にしていない 強がりが風に溶け 心がハダカになっていく この手に この胸に あなたが残っている限り 次の一歩は ずっとずっと 夕霧の中で |
2007年09月05日(水) |
不捨 |
必要かどうかで 悩んだときに とりあえず後に回す 悪気はないんだけれど 悪気はないんだけれど たぶん僕は そんなふうにして 埋もれてしまったんだ 不必要なものに囲まれて 捨てなきゃと自分に言い聞かせ 君の面影を見つけては 捨てられずにいる 罪のないガラクタたちに やつあたり 不器用に這いつくばって 視線の先の 苦笑いの君にまた苦笑い |
2007年09月04日(火) |
エンドレス |
善も悪もない 連続する あやふやな世界で 僕が泣いている どこまでも続く 周回道路の途中 始まりも終わりも すべて投げ出して 終わりにしよう って言えなかった 言わなかった 言いたくなかった そうか結局は 全部僕だったんだ |
2007年09月03日(月) |
ペラペラな強気 |
笑って笑って泣き崩れた あの夜の部屋 たまりにたまった どうしようもないカタマリが ついに心を支配した あふれ出すんだ この世界からも 僕の未来からも ボロボロボロボロ零れ落ちて たぶん僕は カラになってしまうんだ ひからびたスルメみたいに ペラペラな 強気を振りかざしてた たぶん僕は カラになってしまうんだ |
2007年09月02日(日) |
つまらない |
つまらない つまらない そう思うことが つまらない 一番難しいのは 考え方を変えることなんだ つまらない それは自分から出た サビみたいなもんだ つまらない なら 楽しくしよう 楽しくなる方法を 探す楽しみも 楽しめるような 人生にしてやればいい |
2007年09月01日(土) |
新規保存 |
振り返っても 振り返っても 上書き保存不可能な 昨日がそこで笑ってるだけ だったら前へ 名前をつけて保存できる 明日という白紙に 未来をつむごう 泣く日があれば 笑う日もある どこかで聞いたことのある ような人生を突き進む必要はない |
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