2004年05月31日(月)
リスタートも簡単

きっともっと単純に

考えることもできるはず

難しいことをさらに難しくするのは

いつだって僕ら自身


笑うだけで ほら

簡単に友達になれる


笑うだけで ほら

簡単に助け合える


難しいなんて思うな

砕けたらまた

ゼロからやり直せばいい




2004年05月30日(日)
大地の人

何が起きたって

大地のような人に

私はなりたいと思う


何かを育み

何かを守り

自分が生きていることを

確かめられるのだとしたら

もう君を抱きしめるしか

僕にはできなくなった


赤茶けた腕を眺める

力が入らないとしても

それでも腕は下ろすことなく



2004年05月29日(土)
ファンタジー

山に落ちた影が

ゆっくりと動いてゆくとき

地球が作り出すアートに

僕は目を奪われる


川に揺れる影が

大きくはじけて飛び出すとき

自然が織り成す音色に

僕は耳を奪われる


芸術の海の中で僕らは

当たり前の生活をしてるんだ


見方を変えればいいのに

固まった虹彩は

その焦点すら変えられないで


華やいで見えたのは

錯覚なんかじゃない


心にしまいこんだファンタジーを

もう一度引きずり出して




2004年05月28日(金)
始点

望んだことは

何一つとして叶わない

むしろ

すべてが叶ったときにさえ

不安を感じてしまう生き物だ僕らは


結局は

どこで生きていくかではなく

どう生きていくかだ

そう思うと楽になった


そんな夜に未来を思う

一歩目は笑顔で大きく踏み出そう




2004年05月27日(木)
極論

ひとつ

言うならば

迷いのない

愛などない

ということ


何を

怯えているの?

怖いからって逃げても

何も変わらないんだ


極論を言うよ


好きになれば

幸せにする





2004年05月26日(水)
オープン

君が心で何を考えているのか

そんなことはわかるはずがない

知っているのは君だけ

もちろん僕のことは

僕にしかわからない


わからないから苦しいんだ

というのなら

すべて話してみたらどう?


壁のない二人へ

口にするだけなら

こんなにも簡単




2004年05月25日(火)
民間療法

笑顔があることが

これほどまでに幸せなことだと

誰が教えてくれたのだろう


時間に追われて過ぎていく一日に

足りない笑顔の量を補うように

僕らはお互いに笑う方法を見つけた


顔を上げよう

くだらないことを話そう

こぼれた笑顔をしっかりと受け止めよう




2004年05月24日(月)
朝の匂い

慣れ親しんだ朝の匂い

10年前だってこうやって

朝の匂いの中を歩いていた


始まりの日はいつだって

大きな不安と少しの期待を

かたまった笑顔の裏側にかくして


これから続く果てしない時間

の中で僕が創り出していくもの

それを見届けられるよう

口を一度

強く結ぶ



2004年05月23日(日)
とうとう

しばしの休憩の終わり

新しい時間の始まり

いまはただ

時が過ぎるのを待つ


蓄えた力なら

ゆっくりと解放していけばいい

いざというときのために

力を必要とするときのために



2004年05月22日(土)
決起の時

この場所に集った仲間たちが

これからは戦争だ

と心をひとつにする


胸に残ったモヤモヤなら

強い風で吹き飛ばして


これが運命ならば

運命に従えばいいだけのこと

どれだけあがいても変わらない

ならばその道を突き進んでいけばいい


大地に足はついてるか?

浮き沈みしない心を手に入れて

じっくりと未来へ





2004年05月21日(金)
次の世界

すべてを送り出した後

部屋に残るのは

思い出に引きずられる

一人の男


散々言い尽くしたさよならは

それでもまだ僕の心を締め付け

この世界から居なくなる

ような気がしてハッとなる


いるよ

君の世界からは消えても

いつかもう一度


いるよ

異文化に溶け込みながら

変わらない思い出をずっと胸に



2004年05月20日(木)
ありがとう

届かなかった想いは

この街に置いておく

いつか君が

ふと拾い上げてくれる

かもしれないから


頼りない僕のかけらを

この街に置いておく

いつか君が

ふと思い出してくれる

かもしれないから


世界は狭くなったから

僕は恐れずに旅立てる

窓を開けばそこに

君がいるって思えるんだ


出会えたことに

感謝してる


ありがとうって伝えるから

ただ優しく微笑んでください



2004年05月19日(水)
別れじゃない

いつだって忘れない

もともと僕らは

同じ志を持っていたこと


遠く離れちゃうんだ

と悲しそうな顔しても

もう会えなくなるわけじゃない


またどこかで会おう

でっかい夢に近づこう

一人ひとりの想いが

ひとつのベクトルの中で

ずっと輝いていればいいんだ



2004年05月18日(火)

思いがけず手に入れた時間は

水が手のひらから零れ落ちるように

消えてゆく


どれだけ望んでも

届かないのならいっそ

僕も消えてしまおうか


するりと落ちた感触のない時間

何もないこと自体が矛盾



2004年05月17日(月)
実感さん

実感さんは

遅刻癖のあるヤツなので

いつも遅れてやってくる


実感さんは

やたらとロマンチックなヤツなので

僕らの心を大きく動かす


そんな長いお付き合いでもないんだ

慣れてしまえばそれで終わり

やってきてはガツンとぶつかって

ごめんなさいって言って去っていく


今日 会ったよ

予想通り遅刻してきた


やってくるのはわかっていたから

よう! 実さん!

って呼んでやった


それなのに切なさは

ヤツの顔見ただけで心に落ちやがるんだ



2004年05月16日(日)
空蝉

魂の抜けた体は

まるで蝉の抜け殻のように

その場所にひっそりと

佇む


激流のごとき時間に

押しつぶされるようにして

僕はこの場所にきた


急に止んだ大雨

急に立ち止まった喧騒

急に幕を閉じた宴会


そのあとにくる虚無


今僕はここで

何をすべきなんだろうと

思考の渦がぐるぐる回るたび


僕は揺れる

伝えたい人に伝えたい言葉を と



2004年05月15日(土)
伝言

残した手紙に書いた言葉

その裏側に置いた気持ちに

気づいたかな?

届いたかな?

答えなんて求めないけど

手が届かなくなる前の悪あがき


会えない距離でまた

心の支えになれればいいよ

核心に触れる言葉は

きっと君を遠ざけるから


それぞれの場所でがんばる

頑張った結果が

風に乗って君に届けばいい



2004年05月14日(金)
20040514

偶然の重なり合いを

奇跡と呼ぶのなら

まさにこれは奇跡

というにはあまりにも必然であるかのように

僕たちはここにいた


いまはまだ

とても とても とても

小さな芽である僕たちに

水をやり 肥料をやり

陽の光を与えてくれる

すばらしき指導者も

奇跡

というにはあまりにも必然であるかのように

この場所にいた


走り出した僕たちは

この先に待つ困難に

もがきながら

飲み込まれていくのでしょう


走り出した僕たちは

この先に待つ人生で

それでも笑いながら

歩いてゆくのでしょう


立ち止まることなく

ふさぎこむことなく

原点

がここに

この一ヵ月半にあることを

たえず心に言い聞かせて


行きます


見守っていて下さい

なんて使い古された表現では表せない

最大限の感謝とともに


絶対に忘れません

なんて使い古された表現では表しきれない

僕は幸せなんだ という確信とともに



2004年05月13日(木)
ダイヤモンドガラスに

あれこれ悩んだ結果

この想いはガラスみたいだ

と気づきました


透明すぎて時々見えない

たたけばもろく崩れ去る

何の変哲もない

薄っぺらいガラス


磨き上げたなら

ダイヤモンドみたいになれるかな

なんて思ってた自分に

現実の波はハラハラと打ち寄せて

割れないように強くならなきゃ

そう思いながら

二枚目のガラスを用意する



2004年05月12日(水)
調味料

たった2分

たった2分の会話でも

心が温かくなる


僕にとっての君は

そんな存在


ほんのちょっとの嫉妬と

振り向かない不安と

ひとつひとつのスパイスが

ゆっくりとこの気持ちに

味をつけていく



2004年05月11日(火)
きっかけ

人に何かを伝えるために

考えぬいた世界観

その世界への窓を街角に配置して

いったい何人の人が

窓を覗いてくれるのでしょう


きっかけがなけりゃ

どんなに素敵なものも

さびしく放置されてしまう


きっかけがなけりゃ

君の気持ちだってきっと

僕のほうに向くことなく

通り過ぎてしまう



2004年05月10日(月)
なにもできない

君といたいと願うほど

うまくいかないと思う

気持ちが強くなる


本当に大切なものならば

しっかりと捕まえておかなければ

逃げてゆく逃げてゆく逃げてゆく


君の目には未来が見えているから

僕は束縛なんてできないんだ


指をくわえているつもりはないけど

何もできない自分がここにいる



2004年05月09日(日)
マタドール

勇気を出した台詞は

いとも簡単にかわされて

まるで僕は闘牛のように

最後には地面に

這いつくばってしまう


いいように翻弄される

情熱の赤を目の前にして

そしらぬ顔して笑う

それくらいの冷静さが欲しくて


マタドールの君は

口元を少しだけあげてたね

ごめんねって言いながら

心の奥では波ひとつ立っていないんだ



2004年05月08日(土)
遠赤外線大作戦

何も考えないことにした

と言えば君は

どんな顔するんだろう


押し付けるような気持ちに

居心地のよい空間など

作れないに決まってるから


炭火みたいにじわじわと

君を温められたらいい

そっけない会話の中に

時折咲く花の色を

忘れないようにしながら



2004年05月07日(金)
ダイエット継続

近くにいても

遠くに感じてしまうのは

君の笑顔の陰りにばかり

僕の気が向いているから?


近づきたいと想えば想うほど

笑顔が遠くなる気がするのは

普通でいられなくしてしまった

僕の迷惑な行動のせい?


なんてことが頭をよぎっても

現状が変化するわけじゃないから

僕はただ

「想い」が「重い」に変わらないように

努めて微笑み続けてゆく


僕にできること

それすら見つからないことだけが

歯痒い



2004年05月06日(木)
若返りの秘訣

何年たっても

変わらず輝き続けるために

今なにをするべきか


すべてを吸収

すべてに集中

情報に乗り遅れないように

アンテナを張り巡らせて


世界はひとつなんかじゃないんだ

100人いれば100個の世界

ひとつひとつの世界に触れるたび

僕らは少しずつ

若さを手に入れる



2004年05月05日(水)
長期戦

戦いは長期戦の模様

常に吹く向かい風の中

まぶたを閉じないように

強く強く君を思う


僕の生きてきた道

君の生きてきた道

まだ合流すらしていない

二つの道を飛び越えたなら

拒絶するのが道理


遠い未来を見ている

僕が君の中の「場所」になれるように


遠い未来を見ている

柔らかい気持ちがいつも

僕の心を満たしているから



2004年05月04日(火)
長い目

かっこ悪くてもいいと

頭で思っていようとも

高いプライドの壁が邪魔をして

かっこ良く見られたいと

本能が叫んでる


そんな姿こそ

かっこ悪いのにね


気づくことが第一歩だ

と言ってもらえたことが幸い


そのうち変わりゃいいじゃん

そうやって笑って

明日へと繋がっていく



2004年05月03日(月)
破裂への道

立っているステージが違うとか

興味がないから希望もないとか

逃げの姿勢で言い訳して

悲しくならないようにしてる

自分を嫌う日々


そこに前進はないと

わかっているからこそのジレンマ


届かない想いなら

どこかに封印してしまえと言うの?

想いは溢れ続けるから

僕の心はきっと

破裂して しまうのでしょう



2004年05月02日(日)
青いリンゴ

君が夢に出てきた

これは重症だと思った

夢の君は笑っていた

目が覚めたらすべて白紙だった


本当はもう

踏み込むのを止めようと思ってたんだ

逃げ出すわけじゃないけど

まだ青いリンゴに噛り付くようで

時が熟してないと悟ったから


好きは消せないよ

だから僕は微笑み続ける

願わくば君が困ったとき

ちょっとでいいから頼ってくれる存在に

なりたいと思う



2004年05月01日(土)
5月1日

願ったんだ

これが何かのきっかけになればいいって


思ったんだ

見守っていたいと思うことに

どんな意味があるのかって


かつて経験したことないような

いばらの道が見えた


僕が君のスマイルメーカーになるのは

当分先の闇の中で


5月1日は嫌いだった

本当の悲しみを知った日だから

5月1日はやっぱり嫌いだった

上がらない口元を気にする

おどおどした自分がそこにいたから



 一覧 
MY追加 / HOME / MAIL

最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。

こんなこともしています。『ぼくのせかい』