中途半端に散ってしまう想いなら
最初から持たなければいいと
誰かが言ってた
結果論がすべての世界ではある
結果がついてこなければ
評価すらされない世界ではある
それでも
過程を楽しめる人で
僕はありたいと思うのだ
たとえこの想いが
どこかで尽きてしまうとしても
すべてを消し去るつもりなんて
何ひとつ ない
想いが続いてゆくのなら
それほど幸せな
ことなんて ない
心が疲れているとき
癒されると感じるものこそが
僕の愛すべきもの
だということなのか
愛を新鮮なままに保てなくなった
そう感じたのは
冷えてゆく態度に気づいたから
恋を欲しているんだと知った
その夜はきっと
いつもより寂しかったんだと思う
この気持ちなら何度も経験してきた
誰にも依存しないと思いながら
すべてのものに依存している状態
宙ぶらりんの抜け殻で
きれいな明日を突き抜けられる？
誇らず
奢らず
等身大を知れば
焦らず
迷わず
中道を行くこともできるだろう
悪に染まることなかれ
善に溺れることなかれ
生まれながらにして
すべてを内に秘めたる僕らが
持つ可能性の大きさ
動き出すよ今から
迷わないココロで
気負わない覚悟で
伝えようとしたことは
いつもほんのすこしだけ
屈折して届いてしまう
よくあることで済ますには
あまりにも悲しすぎる現実
些細なすれ違いを
もみ消しながら歩いていく僕らに
待っている未来はどんな色をしている？
些細なすれ違いを
笑ってごまかしている僕らに
訪れる結末はどんな音色を奏でる？
すこしだけ不安だったことは
あっさりと杞憂に終わり
僕らは自然と笑いあうことができた
今日話したすべてのことは
僕にとっての真実ばかり
誇張なんてしない
お世辞なんて言わない
そんな距離を保ちたいと
心から思えることを大切に思う
最後に言いそびれた言葉は
本当は言ってはいけないこと
いまはまだ燻っているだけの気持ち
燃え上がるかどうかはわからないけれど
今はまだ 火をつけるわけにはいかない
もうすこし先
もうすこし先の未来で待ってる
ここから
ここから始まっていけばいいと思う
小さなカバンと共に
降り立った駅のホーム
新しい生活への第一歩は
意外にもあっけなくすぎて
まるでない緊張感を
良かれと思うようにした
自然体でいられることの大切さは
これまでの人生で十分に学んできたから
人ごみにまぎれて
この街で生きるんだと思ったら
胸がちょっとだけきゅっとなった
小さな決意
だけど 大きな意味
僕が僕になるために
僕が僕であるために
会場を包む
すこし寂しい雰囲気の中で
たくさんの思い出たちを
しばし頭によみがえらせる
ともに過ごした仲間たちの
この先の人生に対する不安が混じった
控えめな笑顔が印象的で
僕もきっとこんな顔してるんだって
可笑しくなってにやけてみたり
悔いはないよ 本当に
偶然が重なり合ってこの場所にいられたこと
神様に感謝するくらい
悔いはないよ 本当に
この先の道は今まで体験したことのない世界
それを楽しむ準備はできているつもり
ゆこう 僕らの最後の晩餐は
夢を語る場所になればいいと思うから
大丈夫だよと笑いながら
遠ざかる二人の距離
残酷なくらい冷静な僕を
ときどき責めたくなる
何もかも終わりにしたならば
人生やりなおしと叫べるのだろうか
繋がっていく時間にひいた
一本のラインを踏み越えるのを躊躇って
足踏みしてる
それがスタートダッシュの準備運動なのか
躊躇いからくる弱さなのかは
僕自身にもわからないけれど
絶対に分かり合えないと言いながら
分かり合える日が来ることを信じてた
何もわからないと言いながら
あなたを好きなことはわかっていた
信じられないと言いながら
あなたを信じてた
期待とは けして傲慢になってはならないもの
軽い衝撃で心地よくはじけるくらいがいい
いつから僕らの期待は
叩かれたら凹む 金属の塊になった？
悲しみすらルーティンに成り果てた
悪循環を切り捨てられなかった
僕の優しさが緩やかにあなたの首を絞める前に
勇気を
少しだけ切ないのは
心に隙間が生まれた証拠
壁のない精神世界では
自由に行き来できてしまう気持ちが
同じ場所に留まれずに躊躇っている
久しぶりに思い出したのは
忘れていた感情
許されない移動ならば
ひとつ何かを壊してもいいと
そう思えるほどの衝動
この部屋で過ごす
最後の休日だから
一分一秒を大切にして
笑っていたいと思った
降り積もった思い出まで
掃除してしまうのは寂しいから
雑巾がけは少し軽い目にして
終わりが近づいてくる
足音が聞こえてきたなら
そろそろ覚悟を決めなくちゃ
扉を開くんだ
階段を登るんだ
夢に手をのばすんだ
壊れそうになる
壊れそうになる
壊れそうになる
人を好きになるって
どういうことなのか
何も分からないまま
世界は動き続けてく
守りたいと思うことが
愛するということなのか
激しくぶつかれることが
愛するということなのか
すべてのことから逃げ出したなら
新しい世界へと旅立てる？
誘惑する世界で僕は
誰を見つめて行くんだろうか
笑い声とともに
過ぎた時間
僕の心を席巻したたくさんの話題たち
そのすべてが流れたあと
残った空間に流れ込むのは
虚無なのか 希望なのか
手を差し伸べて
あげましょう
弱い自分に出会うたびに
生まれて消えた想い
捨てきれないならそのままで
行こうよ
見えないなら見えないでいい
自分らしさとはなんなのか
語らう仲間たちの中に
絶えない笑顔
僕も笑っていたよ
変わらない夢
ひとりひとりの気持ちに
乗せられた想いの重さ
それぞれが感じていたんだ
これから続いていく道に
流されず踏みしめる心
手を取り合わなくても
取り合える絆がある
不安でも笑え
余裕を持つことの意味なら
もう何度も伝えてきた
昨日までの憂鬱は
今日の陽気に吹き飛ばされて
素直に笑える自分が
ここにいる
たくさんの困難を
突き破ってきた二人だから
これからの苦悩も
乗り越えてゆけると信じた
信頼と裏切りの二重奏は
終わることなく続いてゆく
離れられないと悟ったなら
ともに生きていく道を探しはじめて
明日は明日の風が吹くから
今日の風に惑わされるのはもう止めよう
明日は明日の風が吹くなら
今日吹いた風の意味なんて探すのはやめよう
嘆かない
この道の途中で転んで
流した血の色を覚えているから
すれ違うたびに覚えた恐怖
記憶に植えつけられた切ない衝動
抱きしめてもすり抜けてゆく心を
つなぎとめる手段は見つからないまま
時計の針が動いていく
焦っても退屈でも
嬉しくても悲しくても
リズムは崩れない
独奏曲
夢は夢のままのほうが綺麗ですか
現実は思うよりもずっと
踏み潰されて汚れてしまったのですか
刻一刻と近づいてくる
この街を離れる日
たくさんの思い出が詰まった空間に
思い出す日々の笑顔
ここで泣いた
ここで手をつないだ
ここで初めて貴方に会った
ここで・・・
そうして積み重ねられた記憶は
心に凝縮されてゆく
記憶のジュースを飲みましょう
ゆっくりと味わいながら
旅人の気分で
還元１００％なんかじゃない
生搾りの記憶を
いつまでも新鮮に保つ努力を
帰り道の憂鬱
現実逃避が終わるとき
このままずっと逃げていたいと
はるか先の水平線を眺めた
逃げてばかりいる人生は
きっと面白くないだろうけれど
戦ってばかりじゃきっと
疲れ果ててどこかでのたれ死ぬのがオチ
楽なほうに流されることを
悪いことと思わないようにすれば
前向きなままで人生楽しめるんじゃない？
なんて
笑いながら思っていた
とにかくこの楽しい時間を
終わらせたくない気持ちでいっぱいだった
どこまでも続く海岸線には
季節風にあおられた大きな波が
絶えることなく打ち寄せていた
大きな岩にぶつかり
激しく飛び散る波を見ながら
ぶつかってはじける人生は
美しいけれども痛みを伴うことを
あらためて実感した
クライマックスに向けて沿岸から突き進む
ひとつひとつの波の脈動が
僕の体を突き抜けていく
生きる ことに必ず意味はあるから
僕は どう生きればいいかを考えている
流される ことだけはしたくないから
僕は 自分で波を起こす人になろうと思う
朝焼けのなか走り出した
僕らの旅の行く先で
生まれてくる感情を忘れない
写真は色あせないけれど
思い出は色あせていく性質のものだから
書き留めていくんだ
忘れたくない時間がある
忘れたくない人たちがいる
忘れたくない風景がある
ひとつひとつの感情を
心と紙に刻み付けて
変わらない日々に終止符を
打つ日が着実に近づく
僕は笑顔のままで
不安を消そうと必死でもがき苦しむ
気持ちがうまく伝わらず
泣き叫ぶ赤ん坊のような僕
でも表面的には笑顔を絶やさない
なんと矛盾した精神状況
時間の流れから逃れることはできない
それが僕らの約束
だから流れていくんだ
苦しみながらも 流れていくんだ
目に見えるものならば
何もしなくても自然と
伝えたい人に伝わるだろう
大切なのは
目に見えないものをどう伝えるかだ
愛してると言った
言葉に嘘はないけれど
真実だという証拠もない
形にならなければ
誰かに届くことすらない
キーワードは信用
伝わるか伝わらないかの瀬戸際で
信じることで結ばれる
二つの気持ちが存在するんだ
そばにいても
遠く離れた気持ちになるのは
二人の心に
埋まらない溝が
生まれたということ？
飛び越えられたら
もう放すことはないと
理想論ばかりが先行して
現実はそんなに甘くないんだ
打ちひしがれながら
僕は天を仰いだ
どうしたらいい？
ない答えを探せるほど
今の僕にはＨＰが足りない
弱っている心に
土足で踏み込む言葉
痛む胸を押さえながら
僕は嵐の海に放り込まれる
大切にされたいと願うことに
何の罪もないと考える
お互いが優しさに飢えたまま
いったいどんな夢を描けるのだろうか
終わりはどこにでも落ちている
短絡的な思考をするつもりはないけど
いつものような笑顔が消えるとき
そこに待つ真っ暗闇で
いつまでも耐え続けられるほど
僕は強くはなかったんだ
新しい景色に出会うたび
知らなかったことがひとつ
知っていることへと変わってゆく
その喜びが僕を
前へと突き動かして行くんだ
今日出会った景色たちは
僕の心へと溶け込み
ゆっくりと消化されて
思い出に変わっていく
大自然を前にして
自分の存在がちっぽけだと思うとき
人に優しくしたくなるんだ
大きくなりたい
何事にも動じない
マザーアースの温もりと共に
見慣れない町並みを歩く
右も左もわからないままに
行くあてもなく
ただ歩いてゆく
手にした地図を
使いたくないと思ったのは
ただかっこ悪いからじゃなく
簡単に道を知ってしまうのが
嫌だったから
悩んだあとに見つけた答えに
意義があることを知ってるんだ
目的地に辿り着けなかったとしても
そこへと向かう道のりに
意味があることを知ってるんだ
曇り空の下
歌いながら歩いていたよ
歌いながら 歩いていたよ
その場所に流れる
時間の緩やかさのために
僕は不穏分子になる
あくびをする猫
ちらりとこちらを一瞥し
また目を伏せた
セピア色が似合う景色
貨物列車が街をすり抜け
遅れた音は海へと消えた
この街もやがて昼となる
この街もやがて夜となる
寸分たがわず進む時計を
ゆったりとした時間に変えるものを
僕も手にしたいと願う
そう
本当はわかっていたんだ
僕がこの街に惹かれたわけも
自分が理想とする生き方が何なのかも
自由奔放に生きたいと
ずっと願ってきたから
この旅立ちの足取りは軽く
空がわずかに曇っていようとも
僕には晴天に見える
どんな風が吹いている？
どんな音が聞こえている？
そこに住む人々の鼓動を感じて
僕はきっと
新しい僕へと生まれ変わる
絶えない未来へと
切符も持たずに
旅に 出る
航海の準備も整わないまま
船は海へと滑り出した
遠く前方には
嵐の予感漂う雲
舵は重く 風は強く
夢だけを見ていた日々は
あんなにも輝いていた
太陽はこの現実の前に
すっかり意気消沈して
進む先は光差さない闇
光になりたい
道がなければ道を作りたい
希望になりたい
誰よりも強く生きたい
不安は常に付きまとうものだ
でもそれをうまく包み込むための
野望と願望を身につけるんだ
うまくやっていく術ならば
もう十分に知ってるはずだろ
事実からは
誰も逃げられないんだから
もうここらへんで
しっかりと向かい合ってみたら
どうだろうか
現実逃避は嫌いじゃないけど
やらなきゃいけないときもあるんだ
マイナス思考だらけの人生に
笑顔はきっと見つけられないから
つらくてもがんばるよ
開き直った人間の強さは
もう何度も見てきたんだ
僕はあなたに触れることで
あなたを癒すことができる
僕はあなたに触れることで
安らぎを与えることができる
触れなければ癒せない
心には触れられない
僕には癒せない
君の心を癒せない
僕が探していたのは
きっとそんなものじゃない
君にとって大切なのは僕？
僕の手の温もり？
僕が探していたのは
きっとそんなものじゃない
離れていても支えあえる
心が寄り添い 人となるもの
ねぇ
どこまで飛んでいける？
最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。
こんなこともしています。『ぼくのせかい』
