「１」っていうのは
すごく不安定なんだ
ちょうど一本の棒が
大地に立っているみたいに
不安定な安定状態
風が吹いたら倒れてしまう
「１」になりたい？
ひとりぼっちがいい？
僕らは「人」なんだ
支えあうことでやっと「人」になれるんだ
僕は君を支えたい
それは僕が望むこと
だから今は
君が僕に寄りかかればいい
そうやって僕らは「人」になれる
君の中の僕が
どんどん希薄な存在になっていく
そんな不安が胸にただよっている
僕は君を傷つけるのです
このまま消えてしまうのが怖いのです
君の心に爪を立てて
君の体に噛み付いて
必死に必死に
もがいているのです
どうして私を傷つけるの？ と
君は思うのでしょう
僕が怯えた目をしていることにすら
気付いてもいないのですから
僕は君を傷つけるのです
不安に満ちた心で
手探りじゃなきゃ進めないような暗闇で
一度壊れたものが元どおりに戻ることなど
ありえないとわかっていながら
二人とも笑顔だった日を
もう一度取り戻そうともがいているのです
夕暮れに遊ぶ子供たちは
みなオレンジ色に染まる
あぁ
世界はこんなにも美しいのに
人の心はつねに美しくいられないのでしょう
誰かが遊んだあとのブランコが
一人では止まれずに
きこきこきこ と
おだやかなリズムを刻んでいました
気がつけば
パソコンに向かって
思いつめた顔をしてた
こんなに胸が痛むのに
それでもまだ強がろうとしてるなんて
どこまで馬鹿になれば気が済むんだろう
これはオモテの顔？
それともウラの顔？
自分でもわからなくなってきた
いつでも笑顔でいられるように、と
思い描いた理想は
もともと叶わないものだと気付いてたけど
オモテで笑ってウラで泣く
そんなことの繰り返しの中で
僕は僕でなくなっていく気がする
壊れるのが怖い？
自分の殻にヒビが入る音が聞こえた
不安で不安でしかたない君に
何の言葉もかけてあげられなかった
君を心配すること
君と一緒に不安を分かち合うこと
伝えようと言葉にかえようとするけれど
なにもかもがしらじらしく思えた
結局何の役にも立てなかったね
君が僕に期待することすべてに答えたいって
いつも思ってる
君を大切に思うから
君が落ち込んでたら
気の利く言葉のひとつやふたつ
かけてあげたいって思う
そのためにこうやって毎日
何かを書いてきたんじゃないのか
まだまだ書き足りない？
君の不安を和らげるような言葉を
笑顔で放てる日はいつになったらやってくる？
伝えたいことのほんの一部でも
君に届けばいいって思いながら
僕の喉はかたく閉ざされたまま
僕の思考はぐるぐると同じところをいったりきたり
弱い と こんな自分を責めてしまう
もっと弱っている君の前で
弱い と こんな自分を責めた
恥じるべき行動
いまさら悔やんでも
時間が戻るわけじゃないけど
無責任な「がんばれ」は使いたくなかった
だから「一緒にがんばろう」って言いたかった
君一人ががんばるんじゃない
君のために僕だってがんばりたかった
そのために傍にいるんだって思っていた
それが届かなかった今
僕の喉を通過することのできる言葉が
いまのところ見つからない
君の不安な姿を目の前にしながら
無力な自分を責めて
君をさらに不安にさせてしまうだけ
それでも僕に期待してくれる君に
精一杯答えたいって思う
まだ答えは見つからないけど
僕は君の傍にいるんだから
それくらいできなくちゃいけないと思う
同じ人間なのに
話す言葉が違うなんて
なんか変な感じ
日本の犬
と
イギリスの犬
前者はやっぱ日本犬語で
後者はやっぱ英犬語なのでしょうか
なんて思った日曜日
街はいつもと変わらず
寒くなり始めた風が
笑いながら走り回っていました
僕は相変わらず
世間からすこし浮かんだところで
夢を見て過ごしているみたいです
愛をもっとください
愛に埋もれて死ねるなら
それもまた本望なのです
愛をもっとください
とてもとても喉がかわいているけど
水ではなく愛を求めているのです
これだけでもう十分幸せ
なんてものはなくて
満足できない僕らはいつまでたっても
与えてもらうことを望んでいる
バランスが崩れるのはきっと
お互いの気持ちにズレが生じたときだよね
以心伝心なんて難しいけど
相手に何を望むかではなく
相手が何を望んでいるかを考えてみようよ
無心（だけど愛はある）になって
相手に手を差し伸べてみようよ
それで解決しないなら
すこし時間をおいてみようよ
バラのとげは
たとえ朝露でやわらかくなっていようとも
やっぱりバラのとげだってこと 忘れてた
涙がでそうな夜
セツナイキモチが徘徊する部屋で
生まれた意味について考えた
朝露でぬれたバラのとげが頭に浮かんで
僕はそれを痛くないと思ってしまった
生まれた意味を説明できるほど
僕は素直じゃないけれど
触ってみて痛かったバラのとげに
甘えるなって言われた気がした
ここにいるわけについて
言い訳するのはもうよそう
存在があやふやになる前に
誰かに僕をアピールしよう
ルカッミー！
それでいいじゃないか
もう昔話としか思わないこと
それはあくまでも僕にとってのことであり
君にとっては不安要素
みんな生きてきた分だけ
過去を背中に背負わなくちゃいけなくて
その重みにつぶされないように
無理に笑顔を作ったりするのかな
思い出だけがどんどんきれいになって
現実が色褪せていくなんて言うけれど
そんなのはきっと嘘
みんな今このときを生きてるんだから
今が一番大切なはず
君はわかっているのかな？
僕にとって今一番大切なものが
過去の思い出なんかじゃなくて
君自身だってことを
過去のしがらみを見下ろせるくらいには
僕の過去はもうその重さを失っている
幸せなんて人それぞれで
一人一人が幸せの基準を持っている
きっと前からわかっていたこと
付き合ってる君と僕だって
幸せと感じるための基準は違う
そう それが問題なんだよね
僕らに必要なのは
お互いの価値観をもっと知ること
そう それが課題なんだよね
「ゴメン」の一言が言えなくて
４時間も受話器越しにケンカする僕らは
周りから見たら
あぶなかっしくてしょうがないだろう
あるいはおかしいと思われるかもしれない
でも僕らは現にそうやって
３年間もやってきたわけだし
相変わらず何も変わらないな と
苦笑いするしかないみたいだ
思い切りするケンカは
二人の心をずたずたに切り裂く
傷口は時に深く 涙を流す夜だってある
でも時がたてば傷は治るもの
傷が治ったときその場所は
傷つく前よりも一回り大きくなる
そう ちょうど一生傷が膨れているみたいに
そうやって君が僕の心に刻まれていく
優しい君だけが君のすべてじゃないこととか
君が怒るのは実は構って欲しいからだってこととか
頭ではわかっていても体が理解できないことを
すこしずつすこしずつ覚えていく
今日もまた君を傷つけたね
最後に笑って「ゴメン」って言えたことが
僕が君のことを好きな証
一生傷に君が刻まれていく
一生傷に僕を刻んでいく
変わらない日々だからこそ
なにか変わったことをやりたいと思う
めぐるめく輪廻の世界からはずれること
解脱
それは悟りを開いた者のみが得られる境地
要するにみんな
"普通"から逃れたいと思っている
地獄餓鬼畜生修羅人界天界
天国も地獄も考えなくていいところ
解脱したその先に待つのが"虚無"だとしても
"普通"であることの大切さを知らないと
"普通"から逃れることなんてできない
"普通"を望むのなら
そこには"普通"の幸せが待っているに違いない
それでも君は解脱を望む？
+++++
仏教概念てんこ盛りですね。
気になる人は各自調べてみてください（藁
キーワードは「輪廻転生」と「解脱」
あとは「六界」かな（￣▽￣）/
ときどきは自分を
客観的に見ないと駄目だと思う
そうすることで
人と自分との違いを見つけれるし
そうすることで
自分の気持ちを素直に認めることができる
君を好きになってよかった と
素直に言うことができたのは
僕は僕らしく君を好きでいればいいんだ と
付き合い始めたあのころのような自信が
僕の中にもどってきたから
君を好きになってよかった
口でも言ったけど
もう一度メールで送っておきます
痛感した
言葉というものの曖昧さを
言葉というものの不確かさを
君をいつまでも愛し続ける と言う
そんなのわからないよ と言われる
現在のことだったら
抱きしめるなりなんなりして
愛してるを証明することだってできるだろう
でも
未来のことを今
君に行動で示すことなんてできないんだ
君をいつまでも愛し続ける と言う
他の人を好きになるかもしれない と言われる
否定したとしても
その言葉に根拠はない
どうすれば伝えることができるんだろう
未来を恐れる君に
僕は何ができるんだろう
僕が君を疑う
君の言葉の中の矛盾を見つける
投げかける質問
耳を澄まして矛盾を見つける
信じさせてほしいから？
矛盾なんてないって示してほしいから？
最後に傷つくのは
僕だ
というのに
ネコのあくびみたいに
ゆるみきった笑顔
僕といるとそんなに落ち着く？
思わず聞いてみたくなる質問
君はなんて答えてくれる？
その大きく開いた口で
外はどんどん寒くなるけど
僕らの周りだけは
いつまでたっても陽だまりのままで
言葉なんかなくても
きっとすべてがうまくいくんだ
僕らはときどき
暴走する
わきあがる感情を止められなくなって
心とは裏腹の方向へと進んでいく
まるでなにかにとりつかれたかのように
どす黒い感情は嫌いだ
嫌いだけど逃げることができない
泣きながら暴走する二人
おねがい 誰か 止めてください
ホントウハ キミヲ
セメタリナンカ シタクナインダ
ホントウハ キミト
ズットズット ワラッテイタインダ
僕には
ほんの一握りの優しさが足りないんだと
君がいつも僕に教えてくれる
さりげなく自然に、と
優しくしようと心がけること自体
作った優しさなんだってことはわかってる
ほんとに意味で優しくなるには
僕の性格を根本から変えなくちゃいけないのかな
気が利かない人でごめん
今はそう言うしかない
道を見失って彷徨っているような感覚
僕はいったい何をしたいんだろう
趣味として続けたいこと
仕事としてもやってけること
みんなどんなふうにして分けているんだろう
自分を磨ける場所に身をおいて
いつでも光り輝いていられるようにしたい
どこにいっても
それなりの未来は待っているだろう
どこにいっても
きっと僕は笑っているんだろう
後悔はしたくないから
僕はまた悩んでしまう
大きなため息を一つ
僕は何処へ行こうとしているんだろう
近道をしようと思って
無理に角を曲がったら
道に迷って余計に時間がかかった
なんて
よくあることだ
案外人生もそんなもんなんだろう
楽な道を選ぼうとしたら
逆に困難にぶち当たるなんて
日常茶飯事なんだろう
幸せにたどり着くのに
近道なんてしてちゃいけないね
今ある幸せで満足しないのは
きっと大切なことだろうけど
楽して次の幸せを手に入れようとしたら
足を踏みはずす可能性は高いよね
旅をしました
雨上がりの後の水溜りを越えて
旅をしました
果てしない空の向こうまで行こうと
自分の手で抱えられるものには
どうしても限度があるから
なにか新しいものを手に入れたときは
いらないものを探して置いていくしかない
恋をしました
雨上がりの後の水溜りを超えて
新しく心に入り込んできた感情
満員電車から押し出されるように出てきた
余計な感情ってどんなものだった？
疑うこと とかかな？
悲しむこと とかかな？
この旅が終わるとき
僕はやっぱり手に余るくらいの荷物を
笑顔のままで抱えているのかな？
うそつきだね
あんなに笑っていたのに
うそつきだね
なにもかも信じてたのに
笑顔の仮面をつけていたなんて
ずるいよ
なにがほんとのことなのかすら
わからないよ
出会ったことを運命とよく言うけど
別れることを運命って呼ぶ人は少ないね
それだけヒトは
都合のいい生き物だってこと？
君だって都合のいい生き物？
風は心の奥深くのほうまで
すきまをぬって入ってきて
僕らはいつも震えている
あるいはなにかに怯えて
震えているのかもしれない
冬は厳しい季節
暖めてくれるものを探して
彷徨っているのは誰？
不意に悲しくなると
いつもすぐに理由を探してしまう
悪い癖だ
この世界は
理由のないもので溢れていて
はっきりと理由をつけられるって言うほうが
逆に不思議なくらいだ
だから
理由のない悲しみとか
理由のない喜びとか
理由のない不安とか
理由のない幸せとか
べつにあったっていいんだと思う
無理に考えて一人で抱え込むから
気がつけば悲しみに取り込まれてしまって
誰かに頼らないと生き返られなくなるんだよ
理由のないことを受け入れよう
それがきっと新しい価値観への最初の一歩となる
人は
頼れるものが見つかった瞬間から
どんどん弱くなっていく
一人でも大丈夫だって思って生きてきても
目の前で「甘えてもいいよ」と言われたら
いつまでも毅然としていられるわけがない
僕はどんどん弱くなっていく
君なしでは生きられないような体になって
いつも体が君に甘えたがっている
背骨一本で立っていた僕は何処に消えたのだろう
もう骨抜きにされて
もたれかかることでしか生きていけないみたいだ
僕たちはころころと転がるボール
人生の下り坂なら
まっさかさまに落ちることができる
でも上り坂を転がり登ることなんてできない
しっかりと足場を確認しながら
ロッククライミングみたいに登るしかないんだ
手を離したらまっさかさまに
またふりだしまで戻る
一発逆転だなんて
甘い夢に浸る前に
目覚まし時計をセットしよう
あまりにも単調な日々が
心を蝕んでいく
好奇心は常にくすぐられていないと
暇をもてあまして灰になってしまう
もう逃げ出したいよ
笑っていられる生活がしたい
一日１０回は心から笑いたい
せめて君がそばにいてくれたら
最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。
こんなこともしています。『ぼくのせかい』
