空の境界@うおこ♪
by:うおこ♪
空(から)の境界/奈須 きのこ・上下巻・講談社ノベルス
これぞ新伝綺ムーブメントの到来を告げる、傑作中の傑作! 解説:笠井 潔
2年間の昏睡から目覚めた両儀式(りょうぎしき)が 記憶喪失と引き換えに手に入れた、あらゆるモノの死を視ることのできる“直死の魔眼”。 浮遊する幽霊の群れ。人の死を蒐集する螺旋建築……。 この世の存在のすべてを“殺す”式のナイフに映る数々の怪異。 非日常の世界は、日常の世界と溶け合って存在している。 あの伝説の同人小説の講談社ノベルス化が満を持して成就。 “新伝綺”ムーブメントの到来を告げる傑作中の傑作がいま新生する!!
朝の情報番組でブックランキングが1位になったというので、 いったいどんな話なのかなと思ったのが最初。 読む前に本のレビューを読んでしまうと楽しみが半減しちゃうかも。 小説の面白いところは、文章に書かれていない部分で想像を広げて、 それが裏切られたり、やっぱりそうか〜と同意したりすることもあるわけで。 レビュー読んでしまうと、お楽しみ半減かも。 推理小説なら、犯人はコイツと赤ペンで下線引かれるくらい、 ガッカリしちゃうものなんだ。 出来れば一読してから、他の人がどう感じたか読んで欲しいかな。
上巻と下巻の途中まではひとくくりの物語になっているので、 下巻途中から、これは別の本にしたほうがよかったのでは?と思った。 章にわかれて、登場人物の誰かの目線(主観)で書かれている。 文章の「わたし」と表現しているのがいったい誰のことなのかを把握するのに、 かなりの行数がかかる場合もあるので慣れないとちょい戸惑うかな。
黒桐(こくとう)幹也というキャラがいい感じです。 アニメになったとしたら、薄っぺらな内容になりそう。 文章だから意外性があって、想像が広がるような気がするけど。
まぁ、一応オススメってことで。
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Dear ぴこ
ちゃぶだいケンタ・団地ともお ぴこちゃんオススメではじめて知りました〜。 なんか面白そうだなぁ。 漫画喫茶に行ったらチェックしないと。
「バジリスク」が映画になるそうですな。 しかも一般の人に株主になってもらって、 その資本で製作するとか。 アニメ製作の手段もいろいろ変化してきたようだね。
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