学校図書@うおこ♪
by:うおこ♪
学校の図書館の本で一番に思い出すのが「いやいやえん」。 小学生の時に、図書館で借りて読んだのが最初の出会いかな。 ぐりとぐらの作者中川李枝子(りえこ)さんと、 大村(山脇)百合子さん姉妹のデビュー作品。 1962年出版。第5回児童福祉文化賞(厚生大臣賞)受賞作品。 赤い表紙に主人公「しげる」と「こぐちゃん(くま)」が向かい合っている絵。 ほのぼのとして、ファンタジーの世界を味わえる児童書の傑作だと思う。
「ちゅうりっぷほいくえん」 「くじらとり」 「ちこちゃん」 「やまのこぐちゃん」 「おおかみ」 「山のぼり」 「いやいやえん」 7つの短編から構成される内容で、絵本というより、 文章から想像力を引き出してくれるような感じ。 この本が原作の短編映画『くじらとり』がジブリ美術館で 上映されているそうで。
赤いバケツを持ったくまのこぐちゃんがかわいい。 たまにこの本を見かけたりすると、学校の図書館を思い出す。 小学校の低学年で出会ったこの本を、毎年のように読み返していた。 貸し出しカードに自分の名前が何度も書かれて、ちょっと恥ずかしかった覚えが。
ぐりとぐらは、今でも本屋さんで見かけると立ち読みしたくなる。 子供向けの本を描いてるのが大人だということを考えると、 あんな感性を大人になっても持ち続けて作品にすることができるのって羨ましい。
学校の図書館で借りた本に、「江戸川乱歩集」や、 「少年少女世界文学全集」とか、「ハヤカワSFシリーズ」などがお気に入りだった。 星新一のショートショートや、小松左京のSFなどもよく読んだよ。
中学生の頃に、ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」にはまって、 日本語訳が違うと表現が違うことに気付いて、 いろんな出版社の訳を数種類比べながら読んだことが。 ヘルマン・ハイルナーとハンス・ギーベンラートの窓のキスシーンは、 ちょっとドキドキだったなぁ。(男の子同士のキスシーンだったので) 大人になってから読み返した車輪の下は、ちょっと窮屈な内容に感じて、 当時あれだけ熱狂したのは、萩尾望都さん、竹宮惠子さんの 漫画の影響からだったと気付いたり。
今回は学校図書っていうテーマで思い出してみました〜。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Dear ぴこ
新谷かおるさんの作品で一番好きなのは、「ファントム無頼」。 神・栗コンビとF-4のカッコよさったらなかったなぁ。 自衛隊の話と思って読んではいけませんね(笑) 「エリア88」も好きな作品。 ふたり鷹はバイク好きにはたまりませんねぇ。 松本零士さんのアシだった新谷かおるさんのアシが パトレイバーのゆうきまさみさん。 歴史がありますなぁ。 それぞれ好きな作品がいっぱいです。
今回別の本を書こうと思ったんだけど、 体調悪くて(お腹壊して)ぜんぜん進んでない〜。 まだ読み終えていないから、次回あたりに書けたらいいな。 年末になっていろいろ忙しくなってきましたね。 お互い踏ん張りましょう〜。
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