Why Can't I Be You?...なあぼ

 

 

マーサ三宅ファミリーライブ - 2003年01月29日(水)

今日明日と連休。ということで今日は知り合いに誘われジャズのライブに行くことになりました。マーサ三宅ファミリーライブ。前にも1度行ったことがあります。
マーサ三宅さんはジャズボーカリストとしてかなり有名な方ですよね。どのくらいスゴイかは良く知りません(^ ^;
マーサ三宅さんはボーカルスクールをやってらっしゃって、今日出演する方は生徒さん、だと思います。ちゃんと最後にマーサさんも歌います。前に聴いた時も、貫禄のヴォーカルに感動しました。

なんでこのライブに行くことになったかと言うと…
私は昔、S楽器のY音楽教室で受付の仕事をしてました。受付って言っても、あらゆる事をやるんで大変なんですよ。ただ座ってるだけの仕事じゃないのです。
教室の掃除から、楽器運びやセッティング、教材注文と販売、接客、入会の勧誘、事務仕事に電話応対…外に出てポスティングやったりね。ベルコールと言って募集対象年齢の子がいる家に行ってピンポーンと押して勧誘したりさせられた事も。ティッシュ配りもやりました。その上営業の人の補佐的な仕事まで。頭がパンクしそうでしたよ。何と言っても一番つらかったのが、発表会の司会!(T_T) 人前に出るのが大嫌いなのに。思い出しただけでも恐ろしいです。。。
ま、そういうのがつらくて辞めちゃいました。仕事は大変でしたが、子供たちとしゃべったり、先生方と話したり飲みに行ったりするのは楽しかったんです。

で。S先生という、大人のためのピアノ教室の先生が、ジャズピアノ弾き語りをやってて、マーサ三宅さんの生徒なんです。芸名は堀井菜美。ホリー・コールが好きだと言ったらマーサさんがつけてくれた芸名だそうです。
このS先生とは実はもっと前から縁があり…私が生まれる前からかな?
私の父は、ピアノの調律師なのですが、そのS先生が3才の頃から、ピアノの調律に伺っていたらしい!なんと。で、私がS楽器にバイトで入って、S先生は名字が同じなのでもしかして、と思ったらしいです。私もそれを知って驚きました…

まだ私が教室に勤めてる頃に、誘って頂いてマーサファミリーのライブや他のライブを、2回ほど見に行きました。うちの両親と行ったこともあるな。それ以来なので、5年ぶりぐらいに先生の歌を聴きます。
その頃は、他にサックスの先生がいてその先生のライブ行ったりして、結構ジャズのライブって行ってました。しかし正直、よく分かっていなかった、良さを。
最近は、年のせいか(^ ^; ジャズが楽しめるようになってきた、ような。
それでもまだ全然、CD買うとかまで至らず。ジャズにも色々あるからな〜。
私はまだこれからですね、ジャズは。徐々に勉強します…

また前置きが長くなりました、いつものことだけど。
今回誘ってくれたのは、S先生の同じ曜日に稼動してるピアノのK先生。年賀状やりとりして、先生のコンサートないんですか〜と聞いたらS先生のがあるよ、と教えてくれました。年賀状ってのも捨てたもんじゃないですね、こうやってちょっと疎遠だった人と会えたりするから。
K先生とも会えるので楽しみでした。

場所は銀座シグナスというジャズクラブ。銀座駅よりも新橋駅に近いんですが。
私は差し入れなど買いたかったので銀座で降りた。銀ブラ…ってほどじゃないけど。いつも見るとこは同じ、山野楽器にヤマハ。食事もマックだし(^ ^;
全く、銀座なんて私が行くとこじゃありません。ふさわしくない!
などと思いつつ、いろんな看板眺めつつシグナスへ。

開演15分ぐらい前に行ったらもう人がいっぱい!
小さなジャズクラブ。ライブハウスと違うのは従業員の応対と飲み物食べ物の値段ですね。チャームという、サービス料みたいなものが1000円もする…うーん。
チケット代は2000円だけど、飲み物食べ物合わせたら5000円近くなっちゃいます。は〜。さすが銀座。。。

さて、1stステージが開演。まず、松尾明トリオが軽く2曲ほど演奏。皆さん背広で普通のサラリーマンみたいですが演奏始めるとカッコいいのよね。サラっとやっちゃう。
マーサさんの挨拶があり、いよいよ一番手で堀井菜美登場。ピアノの前に座りました。先生、髪を少し茶色くしていて、前よりさらに若返って見えた。
まずlove lettersとい曲。先生は声が少し低く、熱唱型ではなくてクールな感じなんです。それがとても心地よく聞こえた。朗々と歌う人もいいけど、こういうささやくような歌も個性的で素敵だと思いました。雰囲気があるというか。
次に初めてやるというshining stockings。コレもとても良かったです。曲が気に入りました。先生のヴォーカルに合ってる曲だった。
2曲で先生の出番はとりあえず終了。2ndステージにも出ます。

次に宮井靖子さん。これ以降の人は弾き語りではなくヴォーカルのみ。
宮井さんは堀井さんとは対称的、カラっとしたよく通る声です。なかなか上手い。
3番手はなんと男性ヴォーカル。やっぱりいるんですね、男性も。
窪山富士男さん。見た目は…ごく普通のサラリーマン(笑)
歌は、とても素直というか、まっすぐな歌い方で。いい声していましたよ。
楽しそうに歌ってるとこが良かったな。ビリー・ジョエルを歌っていました。
4番目は羽村千春さん。この方はもうかなり貫禄がある方で、講師なのかなぁ。
ジャズボーカリストっていうとこういう感じが典型なのかな、と思います。
この自信たっぷりで自分に酔ってる感じの歌い方と喋り方。私はちょっとこういうタイプは苦手…上手いんだけど。感動できないというか。

そしてトリのマーサ三宅さん。ゴージャスな上着がキラキラしてます。
何を歌ったか忘れちゃったけど。いや〜もうやっぱり全然違う!
ちょっとハスキーで。めっちゃカッコイイです。さすが本物。
引き付けるパワーがスゴイです。圧倒されますよ。軽〜く歌ってるように見えるけど。こうやって間近で聴くから余計そう思うのかな。
3曲ほど歌って1stステージ終了。

さて、音楽教室のレッスンが終わってから来るK先生と、仕事が終わってから来る一緒に受付やっていたSさんは、9時半近くなってやっと到着。
エレクトーン講師のT先生も一緒でした。いや〜懐かしい…しかしこのT先生の名前を最後まで思い出せなかった(^ ^; 後で別れてからK先生に聞いちゃいました。

9時半から2ndステージ。まぁ、明日も休みってことで結局全部聴きました。
最後にマーサさんのWhen I fall in loveを聴けたのが嬉しかったな。名曲ですよね。

終わったのが10時半過ぎ。新橋駅まで歩いたけどめちゃくちゃ寒かった、風がビュービュー吹いててもう、顔が凍りそうでした。
そこから電車に乗って橋本からタクシーに乗って、やっと1時前に家に着いた。は〜、遠い。タクシー降りて家まで歩きながら空を見たら、夜空はとてもクリアで、星がたくさん見えました。田舎だからね… オリオン座がキレイでしたよ。

家に着いてTVつけたらちょうどBSでスケッチショウのライブが始まった。
オープニングのムービーが、私が観た時とは違う!私は追加公演だったからね。
アンコールで「はらいそ」やったのも羨ましいなぁ。生演奏の素朴な感じで。
私がかなりシビれた部分は、カットされてました…残念。
教授の手元が映ったけど弾いてるんだか弾いてないんだかって感じだしね(^ ^;
でも、その場にいてくれるだけで感激なんですよ…ていうか事件なんですよ。
3人とも目の前にいる!っていうのが(笑)
まぁ新譜も出るし、また来年あたりライブやってくれるのでは、と思ってます。スケッチショウ。




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