ラ・クァルティーナ リサイタル - 2002年11月09日(土) お久し振りです(^ ^; も〜、全然更新進んでません。過去に6日分ぐらい書きたいのがあるんだけど… それを全部書いてから新しい分を書こうと思うとどんどん日がずれてしまい、どんどん記憶も薄れていってしまうので、やっぱり書けるものはなるべく当日に書くことにしました!せめて翌日。ほんと、記憶力も弱くなってるしねぇ。。。 というわけで。今日はラ・クァルティーナのコンサートです。 ラ・クァルティーナは、NHK交響楽団のチェロパートより若手精鋭4人が集まって組んだチェロのカルテット。 N響ではリーダー藤森さんが首席、藤村さん、銅銀さん、桑田さんがフォアシュピーラー(副首席)ということで皆さん忙しくなかなか活動は大変らしいですが、今年の6月に初めて本格的な演奏会が実現し、今回2回目です。 今日の会場は溝の口の糀ホール。田園都市線の溝の口駅から高津駅方面へ歩いたところに、岩崎酒店というのがあり、その建物の上にホールがあります。 エレベーターで上がると、受付があり、さらに階段をのぼるとホールが。 150席のこじんまりしたホールですが、想像してたよりずっと立派! 後ろの方の10列ぐらいはちゃんと段差があります。 今日は、右端の壁際に座りました。 さて、4人が登場。燕尾服です。前回はスーツでした。 まずクレンゲルの「主題と変奏」。これは聴いたことがない…多分(^ ^; CDにも入ってません。タイトル通り、主題がありそれがいろいろに変化していきます。楽しい曲でした。 ここでなんと藤森さんがマイクを持ちMC。 まず、今日は自分以外N響の本番が終わってから駆け付けた話を。 しかもN響が3時からだったらしい。あ、N響録画し忘れた事を今気付いた(^ ^; 家にいたのに…まあいいか。 渋谷からはそう遠くはないけど、一日2回演奏会はキツいですね。 燕尾服も本番で着ていたものかな… それと、こないだ藤森さんと向山さんのデュオの時にも奥さんが話してたんだけど、4本のチェロ曲を編曲している人でW.トーマス・ミフネさんという人がいて、その人は生粋のドイツ人なのに編曲者としての名前にはなぜかミフネという名を付けてて、それは彼の行き付けの日本料理屋がミフネという名前だからだとか。 そのミフネはきっと、俳優の三船敏郎さんから来てるんじゃないでせうか…もしドイツの日本料理屋なら。だって外国じゃポピュラーだもんね。それともほんとに料理長さんがミフネさんなのかな。 そんな話の後、ヨンゲンの「2つの小品」。ヨンゲンはベルギーの作曲家だけど、この曲はドビュッシーやラヴェルのようなフランス風の趣があり、美しい曲ですとの藤森さんのMCがありました。なるほど。そう思って聴いたらそんな感じがしました(笑)これまではただただ、前半は幻想的で美しく、後半はノリが良くて面白い!と思ってましたが。これは前回も演奏され、感動した曲です。何度聴いてもいいですね。 次がバッハの「シャコンヌ」。この曲、実は前回のコンサートでちょっとしたハプニングがあったのです。でも何が起こったかその時はしっかり見てなかったので書きませんが。それもあって今日はどうかな、と思って聴いていた。 今日は順調でした。でもやっぱりこの曲はドキドキするな…難曲ですからね。 15分の休憩の後、後半タンゴの部。 曲目は、前回のコンサートと同じでした。1曲ぐらいかえてほしかった…(^ ^; 「やってきた彼女」「ブエノスアイレスの喫茶店」「クリスタル」と3曲やった後で、藤森さんのMC。何話したっけ…これまで2枚CD出して、また来年の2月頃にレコーディングの予定があるらしく曲を集めているそうです。次はどんなCDだろう??楽しみですね。 ここでハプニングが。藤森さんはマイクを使ってMCしていて、そのたびにステージ裏でスピーカーをオンにしたりオフにしたりしてるらしかったのですが、オンにすると「ピーーー」という雑音が入っていたのです。いや、「ジーーー」かな?これは演奏前の場内アナウンスからそうで、やけに雑音入るな、と思ってました。 で、曲間のMC終わった後、裏でオフにするのを忘れていたようで、1曲(アルベニスの「タンゴ」)演奏する間そのままジーーー音が鳴りっぱなし(^ ^; かなり気になりましたが仕方ない。タンゴの場合は1曲が短いので救われましたが。1曲終わってもまだそれが止まず、なんとドアに近いお客さんがスタッフに知らせに行ってやっと止まった。おいおい…まぁこういうのも、素人さん運営ならではというか(^ ^; なかなかないハプニング。クァルティーナ、ハプニング続きです(笑)次回は何が起こるのかな〜、なんて… 気を取り直してアルベニスの「カディス」。その後またMC。最後に「フェジェ」「カジェンシータ」「EL58」。 ハプニングがあって以降、ちょっと演奏に乱れが目立ったように思いました。 でもまぁ強行スケジュールなどいろいろ要因はあったと思います…ハプニングのせいだけではなく。ノリは良かったですよ。最後の2曲、楽しかった。 アンコールにこたえ、まず「黒猫のタンゴ」。斎藤ネコさん編曲。こないだ谷山さんのライブで弾きまくってたネコさんを思い出しつつ聴きました。 そして、主催者側から花束贈呈…ではなくなんとお酒が贈られました(笑) ちゃんとそれをアナウンスしていました。酒屋なので花束じゃなくお酒を、って。 あのお酒は何だったのでしょうか。いいなぁ〜(笑) そしてもう1曲、「首の差で」、こちらもネコさん編曲です。映画「セント・オブ・ウーマン」に出てくる曲。情熱的な曲ですね。 これで全て終了。ホールを出てみるとすでに受付にメンバー4人が座り、サイン会になってました。サインを待つ人でごった返すのを横目で見つつさっさと階段を降りて帰っちゃいました…大変ですねぇ。本番終わってすぐサイン会。サービス精神!こういうのはなくなって欲しくないですね。もっと偉くなるとしなくなっちゃうんだろうけど…ファンに身近でいて欲しいな。いつまでも。 1階まで下りるとなんとまだ酒屋さんは開いていた。9時近くなのに…でもまぁそれは商売ですからね。あのお酒贈呈はなかなか効いてますな(笑)コンサート観終わった人が結構いました。私もチラっと見たけど、びん持って帰るのは重くてつらそうなんでやめました…ごめんなさい、岩崎酒店さん。素敵な店構えなんですよ。明るくて広くて、種類が豊富な感じで。いいな。酒屋さんでホールもあるなんて、そういうとこを経営してみたい…憧れちゃいます。お酒の試飲をさんざんやりたい(爆)ものすごーく不純な動機ですね、スイマセン。 という訳でございました。 あー、やっぱり大変だね当日書くのは。もう1時半です。書くのに1時間半もかかってる私が悪いんだけど。簡潔に書けないのよねぇ。書きたいことは全部書かなきゃ気がすまないし…かといって途中まで書いてまた明日、ってのもイヤだしね。 ふー…もう寝よっと。明日は仕事だぁ。 -
|
|