倉橋ヨエコ「思ふ壷」 - 2002年05月19日(日) 今日・明日と仕事が休み。今日は家でのんびり・・・ こないだ買った倉橋ヨエコのCDを聴いたりしてました。 1枚目が「礼」、2枚目が「思ふ壷」、最新アルバムが「婦人用」。 3枚を比べてみると、やっぱりどんどん面白くなってるというか(笑) 歌詞がだんだんふざけてきてると言いますか。新しくなるにつれて。 「婦人用」は思わず笑っちゃう部分があったりするんですが、前の2枚はもうちょっとマジメですね。 2枚目「思ふ壷」の最初の2曲「過保護」「ままごと」は名曲! 過保護は「あの子の代わりに私を泣かせてよ 神様 神様 これでいい?」って歌詞。ままごとは「明日から私が 小さなママ 小さなママになったげる」、なんかこう2曲が対になってるみたいな。 どの歌詞も、醜女の深情けみたいな雰囲気があって・・・ヨエコさんゴメン(笑) 別にヨエコさん自身がそうというんじゃなくて、歌の中の人物がね。 どの人もとても一途です。思い込み激しいとも言えるけど。 で、「婦人用」ではそれがより自嘲的に歌われていて、面白いんだと思う。 そういうユニークさ、すごくいいなぁ〜と思います。 なんか歌詞のことばかり言ってしまったけど曲はもちろんヨイ。 ジャズっぽいピアノに古臭い昭和歌謡って感じの歌いまわし。 それは最初っから確立されてたようですね。 アレンジが根上誠二って人で、ヨエコさんが担当する部分以外は全部この人がやっている。ほとんど2人3脚ですね。この人もスゴイな。 こういう音楽やる人はそんなに大きくブレイクはしないと思いますが、地道にファン増やしていくんだよね。この人がず〜っと音楽やって、40代とかになったらどんなことやるんだろうと思うとすごく興味あります。凄味出そう(笑) -
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