カエルレコード・プレゼンツ Rolling Peanuts Review vol.1 - 2002年05月11日(土) 今日は久し振りのライブ。 4組のアーティストが出演。そのうちの倉橋ヨエコさんが観たくて行きました。 私は仕事を終え、急いで吉祥寺曼荼羅へ駆け込みましたが、開演時間を20分くらい過ぎていて、中へ入るともう入り口近くまで人が!ステージはまるで見えない。こんなに人がいるのか、この状態で最後まで?と思うとガックリきたけど、しばらく待っていたら店の人が声をかけてくれて、人が奥に詰めたのでなんとか中に入れた。 すでにトップバッターの方の歌は終盤だった。でも名前が・・・多分河合拓始さんて人だと思うんですが。ギター弾き語り、なかなかいい声、いい曲だった。 お次、フラットライナーズ。このバンドを観に来た人が結構いたみたい。 中央にギター持った女の子がいて、最初ボーカルとってて、この子がメインかな〜と思っていたら、次の曲はベースの男の子がボーカル。実はこのベースの子がメインのバンドみたいでMCもやっていた。でも歌なかなか良かったです。ただインストはいらないと思ったけど。せっかく歌がいいんだから、わざわざインストやることないのにな〜と思った。 さて、やっと倉橋さんの出番です!もう9時近かった。 倉橋さんは髪をアップにして、ノースリーブのちょっとレトロな感じのワンピースをお召しでした。曲の雰囲気にあってますね。ジャズ歌謡だからね。 想像よりずっとキレイ。ネットで見た写真と全然違うなぁ。化粧かな?? そして色白です。曲のインパクトから言うと、ずっと普通っぽい女の子。 CDではいろんな楽器入ってますが、ライブはシンプルにピアノ弾き語り。 グランドピアノの前に倉橋さんがスタンバイ。 まず1曲目は「キャバレー」。生で観るヨエコさん。ピアノが相当ハードですね。ちょっと危なっかしい。でもかっこいいですよ。声は、声量がスゴイ!声楽とかやってたのかな。ピアノも歌も全力投球なので、観てると圧倒されます。ギャラリーも思わず固まってるって感じでした。1曲目はヨエコさんも緊張してたかも知れません。 そこから「金魚想う」「ラブレター」「恋愛テム」と、新アルバム「婦人用」からたて続けに。「恋愛テム」は、アルバムで一番好きな曲で、生は感動しました!! なんか泣けてきた。泣くような曲じゃないんだけど。でもちょっと切ないんです。 「お泊りセットはリュックの中だ 出せなかったんだよ今日も」という歌詞をディスコ的なノリで歌い上げます。CD聴いて、なんか自虐的で笑ってしまったのですが、ライブで聴いたら、なんかカッコ良さに泣けました。 その後の曲順はちょっと忘れてしまったのですが、「アンドーナツ」「部屋と幻」「ままごと」「残り者」「梅雨色小唄」「盗られ系」をやって、ラストが「夜な夜な夜な」でした。かなりの曲数ですが1時間くらいでした。 どの曲もパワーいりそうなんだけど、息つく間もなく演奏してて、すげぇ〜と思いました。最後までパワーダウンとかなかったし。 私が聴いてた「婦人用」からほぼ全曲やってくれて嬉しかったな。 CDでもピアノ弾き語りで入ってる「梅雨色小唄」が、ライブでもとても良かったです。安定してた。聴きなれてるからですかねぇ。 他の曲は、なんとなくメロディと伴奏が噛み合っていない部分もあった。 ピアノで複雑なことをやってるからそう聞こえてしまうのかも。 もっと整理されると聴きやすいのでは・・・なんて偉そうですね。 MC、いろいろしゃべってくれました。お話も面白いです!予想通り。 しゃべりもなんとなく年齢不詳(笑)子供っぽいような、オバサンぽいような。 そういうとこも、も〜私の理想の人!ついていきます、って感じ(笑) 欲を言えば・・・CDでは、思わずニヤっとさせられるような皮肉っぽさとか自虐的な部分がいい味出してるんですが、ピアノ弾き語りだとずっとシリアスになっちゃうんですね。確かに感動的なんだけど、もう少し演奏に余裕が出たら、もっと面白さが伝わるかな〜と思いました。 やっぱり弾き語りって大変なんだなぁ。とあらためて認識。 そして矢野顕子さんの凄さを再確認しました・・・比べちゃかわいそうだけど。 鍵盤見ないで、笑顔で弾き語りなんて、やっぱ神業だよな〜。 てな訳でした。この後、もう一組あったはずなんだけど(Nillaという人)聴かなかったです、すいません。ずっと立ち見で足はクタクタ、お腹はペコペコだったので。ヨエコさんのCD2枚と、ヘンなイラストのステッカー1枚を買って、アンケート書いて、会場を出たら入り口のところにヨエコさんが。お客さんに挨拶していたようです。こういうとこも普通っぽいよな〜。 立ち見で疲れましたが行って良かったです。また応援する人が増えちゃったなぁ。 ヨエコさんはこれからどんどんライブをやっていかれるようです。 ワンマンじゃないみたいですが・・・皆様ぜひ行ってみてください。 その個性は一見の価値あり!ですよ。 買ったCDの感想はまた後日書きます。 -
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