Why Can't I Be You?...なあぼ

 

 

PE’Z 「OKOKOROIRE」 - 2001年11月01日(木)

近頃残業時間が減ってきてイイ感じ。
なのでこうして日記を書く時間もあります。

今日はPE’Zの新作について。「ペズ」です。

PE’Zは5人のバンドで、ジャズをやってる人たち。
公式HPでプロフィールを見ると、ほとんど20代前半〜半ば。ひとりドラムの方が30才で最年長でした。まぁ若い人たちと言ってよいでしょう。
このぐらいの若さのジャズのグループってなかなかプロではいないんじゃないかな?いたとしてもこんな風に普通のバンドと同じようにメジャーになることは無さそうですね。
そういう意味でもなかなか注目出来るヤツらじゃないでしょうか。

私が知ったきっかけはラジオでした。
いやその前にも実は名前だけは知っていたのですが、経緯は伏せときます・・・
非常に個人的な話になってしまうので。
私がかつてRCCというドラム教室でドラムを習っていたってことと関係があるんですけどね。。。まあいいや。

そうそう曲を聴いたのはラジオが初めてで、名前だけは知っていたんで、おお売れてるじゃん、と思って嬉しかった。
しかもその某ラジオ局が結構プッシュしていて、いろんな番組でかかってた。どうも番組主催のイベントにPE’Zが参加したらしい。でライブを観た人たちに評判だったようですね。

ジャズと言えばライブ。
私もジャズは普段聴かないくせに、仕事関係の知り合いがよくジャズのライブに出演していたため何度かライブハウスに聴きに行った事があります。
うまいな、スゴイな、とは思ってましたが、実を言うと、面白いような面白くないような、ビミョ〜な気持ちだったんです。
そのせいかジャズのCDを買うってこともほとんどなく。
ジャズと一口で言ってもいろ〜んなジャズがあると思うんですが、きっと好みの演奏に出会ったことが無かったんでしょうね。

そんな私ですが、PE’Zの曲は一度聴いていいな、と思いました。
ジャズというと普通スタンダードの曲をやって、途中にそれぞれの楽器のソロが入ってまた元に戻る、みたいな形があると思いますが、PE’Zのこのサードアルバムは「リカドボサノバ」っていう有名な曲以外はオリジナル。
このオリジナルがいいんです。楽しいですよ。ジャズのちょっと難しいイメージはなく、ノリ重視。でも技術はしっかりある、みたいな。

これはライブも面白いだろうな〜。ライブだときっとソロも入ってくると思います。きっと若さを爆発させてるんじゃないでしょうか(笑)あーライブが観たい!!
なんか11月28日に初めてワンマンライブをやるらしい。渋谷のクアトロにて。
しかし私は行かれない!その日はモルゴーアQじゃないか!カルトQじゃないよ。
う〜む残念ながら今回は行かれないけどいつか行きます。絶対。
ブレイクしはじめの人たちですからね、今観なきゃ。勢いのある時にね。

もともとストリートジャズだそうで、外でやったりしてたのかなあ。
いいですね、街頭でこんなうまい、しかも若い人たちのジャズ聴けたら。
カッコイイだろうなあ!

なんというか日本のバンドも多様化してきてスカだとかレゲエだとかフランスっぽいのとかハワイアンぽいのとか、そういうジャンルをかなり本物らしくやる人たちが増えてきましたね。
だけどジャズって若者にとって未開の地というか、若者受けしないイメージだったと思うんですが、PE’Zは先駆けになった、と言えるかも。

う〜ん、こんな感じでクラシックの面白い人も現れないかな。
ネコかるは面白いけどオジサンたちだしね(笑)遊びでやってる人たちだし。
もっと若くてカッコよくてめちゃくちゃ上手い男の子たちがさ、クロノスカルテットがジミヘンの「紫のけむり」やったようなことをやってくれないかなぁ、と思う。
そしたらクラシックだってもうちょっと若い人たちにアピールしそうだから。

話がそれましたが。PE’Z、他の2枚のアルバムも聴きたいです。お金が出来たら。


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