スターボー「ハートブレイク太陽族」 - 2001年07月17日(火) 世間は参院選で盛り上がってますね。 私は政治に興味なかったんだけど、最近やたらTVで変人小泉やら、真紀子節やらが報道され、だんだん彼らに親しみを持ってきてしまっている始末。 小泉さんのメルマガまで読んだりして。 逆に、ちょっと前まで応援していた、民主党の鳩山さんが、だんだん頼りなく思えてきた。小泉さんに対抗して「宇宙人」とか言ってるんだけど、無理があるよね。。。そういう路線では対抗しない方がいい。キャラクター性では絶対勝てないよ。それより、しっかりした演説している小沢さんの方に私は好感を持ったな。 ま、参院選はどうでもよい。小泉さんがX−JAPAN好きってのもどうでもよい。 宇宙人といえば。。。その昔、宇宙人として登場した3人組の歌手がいたのです。 それがスターボー。太陽系10番目の新惑星スターボーからやってきた、宇宙戦士という設定だったそうです。とてつもないな。。。 結構徹底していて、TVに出ても、宇宙人だからということで一言もしゃべらなかったらしい。私はちょっと覚えがない、歌ってるトコは見たけど。 3人とも女性だけど、髪はショートでテクノカット。 メタリックな衣装を着ていた。 シングル「ハートブレイク太陽族」でデビュー。 この曲は、宇宙人スターボーが細野晴臣に接近し、作られたものなんだそうだ。 細野さんなら宇宙人に接近されてもおかしくない、気がする。ヨーダに似てるし。 私はテレビで初めて見た時、それこそ「なんだこりゃ」という感じでした。 でも妙にインパクトがあり、何度か聴いて曲が面白かったので、シングルを買いました。 そしたら曲が細野さんだったんでビックリした。 YMOにハマりまくっていた時期だったので。 まあこの曲もテクノ調で、細野さんぽさがバリバリ出てるんですけどね。 ハートブレイク太陽族、B面のTOKYOベイブルース、どっちもいまだに大好きな曲です。 ヘンな曲ですけど・・・カッコイイんですよ。 歌詞が、男性の立場で書かれている、しかもちょっとワル(爆) なので歌い方もわざとかわいさを排除して、非常にユニセックスです。 それが宇宙人だということとどんな関係があるのかわかりませんが。 松本隆さんがこんな歌詞書いたなんて信じられないなぁ〜! 「俺から不良になっちまう」とか・・・「俺の気持ちはオーバーヒート」とか・・・いやぁ信じられない。 あの「赤いスイートピー」を書いた方と同一人物だなんて。 でも作詞家なんてそんなものかも知れませんけどね。 そこに細野さんの曲。これがねぇ、私は名曲だと思ってます、2曲とも。 結構自由にやってる感じで。アレンジが最高。 かなりキワモノで、その後あまり話題にならないのが残念です。 テレビでやった「イエローマジックショー」での細野さんの過去の仕事にも出て来なかった。さびしいなあ。面白かったのに。 この2曲は、「テクノ歌謡 ポリドール編」というCDで聴けます。 これには坂本&忌野の「いけないルージュマジック」や、香坂みゆきの「ニュアンスしましょ」(これも好きだった!)などが聴けてお徳ですよ。オススメです。 スターボーはその後、いきなり普通の地球人になり、聖子ちゃんカットになって普通のアイドルとなって、1983年には解散。短命だけど・・・しょうがないですね。 彼らはいったいどういう存在なのか・・・ 一発屋と呼べるほど、「ハートブレイク太陽族」もヒットしてないし・・・ ただ、そのキワモノぶりと、松本・細野作品の面白さで、伝説の存在になっているのだと思います、、、一部のマニアの間で。 私も一部のマニアに入るのでしょうか。複雑な心境です。 良く考えたら、この曲も夏に合ってるじゃないか。 「暑いぜ太陽の季節」。。。うーん、暑苦しいなぁ。。。 -
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