ミュージカル「キャバレー」 - 2001年06月27日(水) 本場ブロードウェイのミュージカル「キャバレー」を観に行った。 しかも当日券で・・・結構無謀ですね。有名ですからねぇ〜。 しかも演出が「アメリカン・ビューティー」の監督サム・メンデス。 トニー賞4部門受賞。昨日の読売新聞夕刊にも批評が載ってて、誉められていたし。 どうなることか、席はあるのか、と不安になりつつ会場へ。 5時頃、すでに7人並んでいた。 6時から当日券発売でしたが、その頃には後ろにズラーーーっと列。 さすがに人気あるなあ! 5時半頃に、スタッフの方がチケットについて説明。 当日券のうち、ちゃんとした席はほんの少し。キャンセル待ち入れて、7,8人。 あとのほとんどの人は、立ち見席。 でもその立ち見席にも番号があり、ちゃんと場所が決められているんですね。 これはちょっと親切。開演まで陣取りをしなくてもいい訳です。 外の店で夕食をとり、ギリギリで会場に入りました。 ステージには2階部分があり、そこにオケがいます。 オケの演奏する様子が見えるし、そこで登場人物が歌ったりもする。 両端には1階への螺旋階段。1階の部分は、奥にアパートのドアが3つある。 ストーリーは。。。 ナチスドイツの時代にベルリンにあったキャバレーの歌手と、小説を書くためにベルリンに来たアメリカ人の作家の恋愛を軸に話が進みます。 同時に、そのアメリカ人作家が下宿するアパートの大家さんである初老女性と、果物屋を営む初老男性の恋も語られますが、どちらの恋にも、ナチスが関係してきて・・・それがまた切ないです。 本場アメリカのミュージカルを初めて観ました。 字幕を読むのが、ちょっとキツかったな。訳も少しわかりづらかった。 良かったのは、やはり歌のうまさ。当たり前なんですけど、感動します。 主役のサリーの歌声、少しハスキーで好き。 それと、キャバレーでのダンスは結構エロティック・・・ってほど濃厚じゃなくてユーモラスですが。男性が女装したり。下世話さが上手に表現されてました、あまりいやらしくなりすぎず。 そして、全てをつないでいく語り部のような存在の「MC」。 本来の役割は、キャバレーの司会者なんですが、いろんな場面でいろんな役であらわれる。男性になったり女性になったり。 彼が非常に良かったです。魅力的でした。 ジョークなどが、ちょっと分かりにくく、笑うべきところで笑えなかった、これはしょうがないかな・・・(大げさに大声で笑う方が一人いて、ちょっと興ざめだった、でもその方はアメリカ人だったのかも・・・セリフを聞いて笑ってたから) そこが楽しめたらもっと面白いと思うけど、まあ笑えなくても支障はなかった。 十分楽しめたし、感動できた。 ミュージカルもいいもんですね。 前に、日本の「ボーイズ・タイム」は観ました。凄く面白かった。 藤井隆さんファンで、しかもウルフルズファンだったこともあるので、むちゃくちゃ楽しめた。最前列で観れたしね。2度も観に行っちゃった。 外国のものも、楽しめることがわかって良かった。 もっと眼鏡の度を強くして、どこからでも字幕をハッキリ見れるようにするのが今後の課題だな。 それと高いチケットをすぐに買えるようにお金を貯めておくこと・・・ S席15000円はキツイなぁ。立ち見は7000円でした。ちょうどよい。 -
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