ONE MORE YMO - 2001年04月28日(土) YMOのライブを集めたCD「ONE MORE YMO」を買ったのはおととい。YMOファンと言いながら、それほどCDは持ってません。 私が初めてYMOを聴いたのは小学校4年生ぐらいだったかなー。あの電子音が非常に新鮮で魅力的で、ハマってしまった。だけど小学生で家も貧乏でお金ないから、ワールドツアーをFMで放送した時に親に録音してもらったテープを繰り返し繰り返し聴いていた。今でもその古ぼけたテープは宝物で、ライブっていったらこのバージョン以外を聴いても気に入らない、ことが多い。 あとライブものは「アフター・サーヴィス」が出た時には親にねだってLP買ってもらって、これもかなり聴きました。これもまあまあ好きですが、ライブっぽさがあまりないんですよね。「FOCUS」や「邂逅」はオリジナルより好きだけど。 なので「ONE MORE YMO」が出た時も、買おうかな、と思いながらもためらってしまい買えなかった。 けどおとといまた見つけて、やっぱし「SEOUL MUSIC」や「MASS」を聴きたいと思ってとうとう購入。 そしたらばやっぱりその2曲が凄かったのだ。 ソウル〜での細野さんのベース!!!たまんないっす。 幸宏さんがレビューで言っている通りリズムがはねてますね、オリジナルより。 その感じがもー・・・気持ちイイでございます。 ソウル〜といえば、「オール・トゥゲザー・ナウ」ってイベントでもちょこっと演奏されてそっちも良かったな。いろんな曲のメドレーになってて・・・ それから、「MASS」。。。ピアノですよ。教授だよね。泣いてしまいました。 美しすぎますね。この世の終わりのような美しさです。はー。 細野さんと教授は音楽性がハッキリ分かれてて、間に幸宏さんがいる、みたいな話をメンバーも言っていたようだけど、この曲では素晴らしく二人の個性が融合しているなぁと思った。細野さんはベースじゃなく、メロディをキーボードで弾いてるそうで、教授とかけあいしてるらしい。美しいじゃありませんか。。。 この2曲だけでもこのCDは買う価値があった。私にとっては。 もちろん、YMOのライブ聴いたことないって人にとっては全部いいと思います。 時々ミスったりしてるとこもいい。細野さんが。ベースって目立つからね。 この人たちはライブやっても凄いのに、なんであんな再生コンサートみたいなことをやっちゃったんだか。あれはライブじゃないよ。再生のCDにもついていけなかったけど、ライブを観て余計ショックで、あーYMOはもういない、死んだんだ、と思った。 と思ってたのにこないだの「イエロー・マジック・ショー」。 あれがYMOだよなやっぱり。今回のは正式な復活として認めたい。 生の歌や、生の演奏が聴きたいのです。コンサートへ行ってんのに、口パクだったり音もほとんどその場で演奏してないなんて、詐欺だ。 イエマジショーはテレビだったけど、でも演奏してたから。 再生って言ってたけど、あれはお葬式だったのかも知れません。 YMOの曲は美しい。それも、アジアっぽさが入ったりしてなんだか妖しい美しさというか。酔わせるんですね。お酒のような、麻薬のような。 それを味わっちゃったら、もう抜け出せないっていうような魅力がある。 矢野顕子さんの歌もね。YMOのライブではすんごかった。 子供の時には、なんだかイケナイものを聴いているって感じがあって、ドキドキしたもんだ。懐かしや。。。 まーYMOについてはまた今度ね。なんか、あさって「地雷ZERO」のコンサートがテレビで放送されるとか。今日「王様のブランチ」見てたら教授が出てた。教授の好きな食べ物は納豆、好きな内臓は胃、だそうです。 それと、YMOと関係ないが今日BSでN響のライブ中継を観た。 昨日観たのと同じですけどね。やっぱし放送の方が音がいいのね。 ほんっと、できれば専用ホールが欲しいなあ、N響。もったいないもの。 いい演奏してるのに、ホールのせいで台無しなんてさ。かわいそーです。 というわけ。またね。 BGM:「東風」YMO 「ONE MORE YMO」より -
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