Why Can't I Be You?...なあぼ

 

 

N響C定期 指揮:ブロムシュテット - 2001年04月27日(金)

今日はN響の定期に行った。

私は、クラシックに関しては全くの初心者です。なので、今日やったハイドンの86番も、マーラーの4番も聴いた事は一度もなかった。

ハイドンの方は、いい曲なんですが、眠くなってしまった。
自分が寝不足なせいもあるけど、なんだか平和すぎるのと、NHKホールは音があまり響かなくて遠くに聞こえてしまうっていうせいもあったと思う。

ところが、マーラーになると目が覚めました。編成が大きいからか、音もハイドンより大きくハッキリと聞こえてきた。
曲もこっちの方がハイドンよりずっと面白いと感じた。好みかな、これは。

第1楽章はとても生き生きとして楽しかった。ワクワクする感じ。
第2楽章、まろ様ことコンマスの篠崎さんが、2本のバイオリンを持ち替えつつ演奏。片方はチューニングが、普通より1音高いとか。難しそうですね。
でも貫禄でこなしていた。美しい音でした。
第3楽章は、最初ちょっとマーラーの5番のアダージェットに似てる気がした。
独特の音の重ね方がキレイ。と思ってたらいろいろに展開して、かなり長い楽章でした。でもこの楽章が一番良かった気がする。はっきり表情があって。
第4楽章でソプラノの人が歌うんだけど、私はよくわかりませんが、ちょっと物足りなく感じました。ああいうものなのかな・・・?なんせ初めて聴いたから、出来がいいのか悪いのかもわからない。

マーラーは聴いて良かったです。マーラーって私にはとてもとっつきにくく感じるんだけど、生でどんどん聴いた方がいいのかもしれないと思いました。

そうそう、NHKホールでやる時は、開演前にロビーでN響メンバーによる弦楽四重奏を聴けるのです。今日は、池辺晋一郎さんの「ストラータV」。メンバーは斎藤真知亜・大林修子・井野辺大輔・藤森亮一。
私はチェロの藤森さんのファンなので、マーラーとかよりこっちが楽しみだったのです実は。

池辺さんの曲ってどんなんだろーと思ってたら、カッコイイ曲でした。
現代的で。4人の息もピッタリ合ってました。この4人は流亜風弦楽四重奏団も結成していて息が合うのも当然かも知れませんね。
もっとこの4人でコンサートとかやって欲しいものです。
とても若々しい(と言ってももう中堅だと思うけど)雰囲気があって、観ていて楽しい。若い人向けのコンサートなんてあったらなー。結構人呼べそうだけど。




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