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■ リハビリ
お酒とは大変恐ろしいもんで、またおいしいもんである。ステキな大人はお酒とうまく付き合っていかなくてはいけないのだが、ステキじゃない私はお酒に負けてしまっていた。
よく若い娘さんが「飲みすぎちゃって!」などと言うが、私のはシャレになんなかった。どんなレベルかって、それはまず朝から飲みたいものがビールビールビール、昼でもビールビールビール、とにかく酒のことで頭が一杯。
ようするにアル中だった。それはかなりやばくなってきて、日常的なことではシラフの時でも、人が何話してるのか意味すらわからない、そして聞いたはじから全く覚えていない(10分も経ってないのに)。少々お医者さんのご厄介にもなったよ、ふっ。
自分でもマズイ…と思ったのは以前自分で他のHPに書いた文章が、今読んでみたら全く意味がわからない、ということだ。酔っ払いながら書いた文もあるが、6割はシラフで書いてたのに…こんなに意味不明な文章を世に出していたのかと思うとかなり冷や汗もんだ。
後は細かい作業に集中できないということ。
私は編物が昔から得意だったのだが、アルコール量が増えるにつれ、全く手につかなくなってしまった。楽器も弾くことができない。
そんな生活が4年くらい続いた後、私は妊娠した。ヤバイ酒止められるかしら…なんて思っていたら、あれほど浴びるほど飲んでいた酒がまずくてしょうがなくなったのだ。いや〜、体って凄い。やはりそういう風にできてるんだね!
ま、お陰で悪循環だった大量の飲酒癖がすっかり収まってしまい、今に到るというワケ。
そして最近やっと実に5年振りに、編みぐるみ(編んだぬいぐるみ)を一体作成することができた!小さいものだけど、やっとできたんだ〜という感慨ひとしおである。ここまで長かったな…まだ楽器を弾くことはできないけどね。
しかし妊娠で禁酒というきっかけがなかったらと思うと、とても恐ろしいよ。今頃私はどうなっていたんだろうな〜ママン、恐いよ。
ま、そんなこんなで現在の私は密かにリハビリの日々なんでありました。皆さんもお酒にはホンッとに注意して、溺れず楽しく飲みましょうね。じゃないと、シャレになんないよ。
人って弱いから、きっかけがあると酒に依存してしまうんだよね。ま、時にはそういうこともあるという事で!
2003年09月25日(木)
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