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■ 放浪の海外
近頃SARSとか、戦争とかで放浪系の海外の旅がしづらい状況になっていると思う。しかし、それは大変残念なことだ。やっぱりこれだけ情報があるし、ABロードなんかのガイドブックもあるけど、それでもショッキングなことはたくさんあるし、人生のこやしになると思う。
私は海外旅行デビューは25歳と遅かったのだが、それからは年に3回以上は海外に入り浸りになった。あれはいい経験だったなーと今でも思うし、自分の子供にも(心配だけど)バンバンいかせたい。(でもやっぱ、心配…ううう〜)
最初は日本の悪いところなんかがわかり、海外それぞれなんていいところがあるんだろう!なんてことばかり考えてしまう。しかし、これでもか!とえらい目にあいながら日本のいいところが心底わかったりする。闇雲に海外に憧れるだけではなくなってくるんだなー。
イタリアで大泥酔したことがある。しかもリストランテで(ちょい高級なレストラン)ここのオーナーがアルマーニの背広着て趣味で弾き語りをしながら各テーブルを回ってたんだけど、そのクラシックギターを奪い取って私がロックなナンバーを大熱唱。なぜか大受けして赤ワインが大デカンタにふるまわれたのさ。
サーブしてくれる兄ちゃんとかと大騒ぎして飲んでたら、23時過ぎ。海外であまり遅くまで出歩くのは危険なので、帰ろうとしたら腰が立たない。しこたま酔ってしたまったのだ。そんなことにお構いなく兄ちゃんたちは、これからディスコに行こう!などとのたまうではないか。振り切って帰途につく。なんとか歩いたのだが…
道がまっすぐに見えない。日本でもこれだけ酔うことはないぞ〜ってぐらいの酔っ払いレベル。後は気づいたらペンショーネの風呂に漬かっていた。しかも悪いことに明日は帰国。どうにかしてでも空港にまで自力でいかなくてはならない。
風呂から上がって部屋を見ると、チョコレートの山が!!そう、イタリアではその日、バレンタインデーだったのだが(日本でもそうだ)、私も寂しかったのだろうか、それとも土産にでもしようと思ったのだろうか?? 記憶にない大量のチョコレートと、それを買った近所のバール(喫茶&コンビ二みたいなもん)のレシート。あああ、もう思い出しても恥ずかしいよ。
その後なんとか次の日空港にたどり着き、飛行機に乗れたが、成田に到着と同時にゲロ。出る出る出る出る。ホント飲みすぎさん!テヘ。
しかしあんなに泥酔してフラフラしてたのがイタリアだったからまだ良かったが、これが東南アジアだったら、と思うと今でもぞっとする。気をつけなくちゃね! だから少々日本で酔ったところで皆さん、大目に見てね、と思う私でした。海外の話はこれからもまた書きます。
2003年06月21日(土)
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