ネガティブな言葉は、吐けば吐くほど、不幸になる。 不満な言葉が、更に憂鬱を呼び寄せているのでしょう。
言葉は人を象る、小さな殻。 ひとつひとつは、ただの欠片かもしれないけれど、 吐き出せば吐き出すほど、自分の周りを固める、重たい石の壁になる。
だから、大事な言葉をたくさん言いたい。選んで言いたい。
本当は自分自身、不満だらけで、人に当り散らしてでも吐き出したい 嫌な言葉もたくさん浮かぶけど、いつも、それを書いたり、思い浮かべたり してからすごく反省する。
哀しみも、愉しみも、私は愛するけど、怒りと憂鬱は、愛すことが出来ない。 抱きしめてあげられない感情。他人を不幸にする力しか持たない言葉を、 私は恐ろしいと思う。
だから私は選びたい。柔らかい言葉を。 激しくても、重たくても、人を、決して拘束しない言葉を。
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