この道を、進んではいけない。一年程に我慢し続けてきた大事な壁を、自ら掻き壊してはならない。それでも、私はこの向うにある罪悪を無視できるだろうか?「恋は、罪悪ですか?」罪悪は、歓楽的でなければ誰もその罪に手を染めないはずだ。それでもこの道を。進むしかないのですか?戻る道もないのならば。