やはり、どんな時でも 愛に包まれていないと、 体の中の暖かさは枯渇する。
ただ生きるのに一生懸命になって、思いやりあえなくなるなら 家族である意味は薄いんじゃないかなぁと思う。
正直に言って、もし母が突然亡くなっても、私はそれほど悲しまないと思う。 勿論、もし本当にそんな事になったとしたら、「あのときこうしてあげれば 良かった」とか、「もう少し親孝行しておけばよかった」とはきっと 思うんだけど、そこに果たして『悲しみ』はあるのかな、と思うと、 それは無いような気がするのだ。
私は、こんな自分を愛とは大きくかけ離れたものだと感じる。
だから、こういう自分は嫌いなんだけど、仕方が無く諦める。
ただ、いつか自分が同じことを思われる存在にならないようにしたい と思う。自分のまわりに居てくれる人には、愛をあげたいと思う。
『悲しみ』は、それと同じだけの『愛』がなければ存在しない。 光なくして影がありえないように。
私は、いつかだれかにそれを分かって欲しいと思う。
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