目を閉じれば、叶わない夢であふれ出して
沸騰した脳があわ立ってつくるシャボンの海に 沈む その夢は
ひとつひとつ弾けて音をたてる そんなもの
カラッポの頭蓋骨がその音で大合唱 妙に軽快な旋律に
体だって無反応 頭とは別に 心という全く不確かなものは妙に無表情で
油膜で七色のシャボンの殻が映した そんな自分を外側から見ていた
本当の 偽物の 自分が思い描く理想のひと 弾ける瞬間
夢の最後 断末魔が耳に残る 何も思い出さない 後悔もないその声が
静かな微笑みが かえって心に届きすぎて
目を閉じれば、叶わない夢を見る 懲りない馬鹿馬鹿しさがまた私を創っていく
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