JERRY BEANS!!

2003年05月03日(土) 夜のお散歩

お酒を飲んで、春の夜に一人であるく一本道は、
どうしていつもこんなにもの悲しいのかしら、と、

春夜の帰り道で、ふと思った。

昼間の暖かさも少し冷えて、昼間の楽しさや明るさもすこし
萎えて、ほんの少し地面に残る温かみと、風の冷たさを感じながら
てくてく歩く。自然と歩調も緩やかになり、眠気にも似た
瞼の重みに逆らう事もしないで、一人で歩くこの道は、どうして
いつもと同じなのに、こんなにほんの少しだけ悲しいのかしら。

月は細く糸のようで、かすんだ夕焼けと朝の合間にぽっかりと。

何もない一日が、徐々に綻んで崩れていくこの感覚が、
ほんの少し好きで、ほんの少し嫌い。

夜の帰り道は、まるでお散歩のようで、少し、悲しい。


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nana [HOMEPAGE]

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