JERRY BEANS!!

2003年01月16日(木) 乾いた唇

乾いた唇を舐めて、風にむかって肩をすくめて、
ふとショーウィンドウを見たら、ボケッと突っ立っている
バカな東洋人が目に付いて、それが自分だと気づいたら

なんだか情けなくなった。

ひとつずつ階段を上って、地下鉄の出口から空を見たら、
いつもの日常が口を開けて待っているのに気付いた。

乾いた唇を指で押し返して、リップを塗りつけたら、
私はまた石畳の上を歩く。追い風に押されながら。
懐かしい人を、胸に思い返しながら。


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nana [HOMEPAGE]

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