今年の12月でようやく25歳になる。 子供の頃に想像していたより、25歳はずっと子供で、 まだ何もあの頃の自分に勝るものが無いのが少し残念だ。
かつて人生50年とよばれていた頃から考えると、 人生の半分が終了してしまった事になる。 まぁここ最近では75年は生きるだろうとしても 3分の1は終了したという訳だ。なんだかあっけない。
人生はジェットコースターみたいだと、また誰かが言った と思うけれど、過ぎ去ってみれば色んな時があっと言う間 だと感じるのも最近になって分かってきたかも知れない。
人生はあっという間だとして、思い出の時がとっくに 過ぎ去った過去の事だとしても、時々感情だけは突然 思い出したように降って来て、本当に突然、悲しくなったり 涙で胸がつまったりする事がある。
ここに来て久しぶりに独りで夜を過ごすようになって、 とてもとても久しぶりに、ああ、悲しい、と、思い出してしまった。
なぜ私が東京から実家の大学に入り直したのか、とか。 どうして私は独りで眠れなかったのか、とか。
眠るのは死ぬのととても似ているから、私は眠るのが怖い。 それをしばらくはぬるくても幸せで気づかなかったんだわ。 それか、どうでもいいことに忙しくて、か。
思い出すと暗くなるから思い出さないようにする。 けれど忘れるわけにも行かないから、思い出そうとする。 そういう時、どうしたら良いか分からなくなって、 どうしようもないくらいの不安が、胸から体中の先まで滲んで 行くんだわ。
そんな気持ちを薄めるために、他のことで自分を埋めようとする。 それをこれからもう25年続けていくのかしら。
何か、どこか、全く違うところに心が飛んで行く、きっかけが欲しいと 今は思う。
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