JERRY BEANS!!

2002年09月03日(火) 要領の良い人

「要領の良い人は、生きていくのに苦労が少なくて良い気がする。」

そういうと、少し語弊があるかもしれない。きっと「努力」というものは
あらゆる人が、自分の身の丈による「それ」を平等にこなしていて、
そしてそれは他人の目からは見え辛いという事かもしれない。

だけど私は、不器用で、要領が良すぎない人の方が、ずっと好き。

生きることに苦労するとしても、生きる痛みを知らない人は
他人の痛みを想像するしかないだろうから。

手を切る痛みは、経験しないと分からない。

傷跡から血が吹き出る感触も、皮膚の切れる瞬間も、肉がが疼く感覚も。
私にだって想像しか、することが出来ない。

だからといって故意に自分の手を切る必要はないけれど、体の痛みですら
そうなのだから、目に見えない、心の傷は当然のようで。

あらゆる人の心の傷を、そうでない他人は「そんなこと」と言って笑うかも
知れないけれど、誰でも、他人の言う「そんなこと」で悩んで、涙を
流したり胸を痛めたりしながら、その傷を撫でてるんだと思う。

その傷を理由に自分を庇護する人は嫌いだけれど、痛みを知っていて、
それ故、人に優しく出来る人が、私は好き。


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