JERRY BEANS!!

2002年08月25日(日) 普通の人

「普通」という言葉は、人にあまりよく思われない風潮がある。
「普通の人」なんて聞くと平凡で凡庸で、毒にも薬にもならないような、
無味乾燥、面白みのまったく無い人、と言うような印象を受ける。

けれど毎日普通に生きれるなら、一体どんなにいいだろう。

小さな頃は、幼い自我と自尊心で自分だけはきっと特別だという考え
を持っていた。けれどその気持ちは、自分だけではなく、他の人にようやく
目が行き始めた頃に、今度は自分の浅はかさに対する羞恥心に変わった。

それ以来、「普通」に生き、「普通」に考え、「普通」に行動する
事を目標にして努めて自己について考えてきた。
けれど普通に毎日をやり過ごすには、心に余裕が無ければ出来ない。
「普通」の余裕が持てない人には、何事も普通に行えないのである。

勿論「自分は普通の人生でいいんだ」なんて、半ば諦めのかかった生き方
ではいけない。それは、本当は上昇志向のある人が、それを出来ないから
そう言うだけだ。私の思うのはそう言うものではなく。
「毒も薬も必要ない」ような人生を送りたい。

毒が必要になる程健全すぎる事も無く、薬が必要なほどに劣悪でもなく、
自分で作り上げる自分の中の波みたいなもので、アップダウンし、試行錯誤し、
喜んだり哀しんだりしながら、生きたいのである。

一見普通のそういう生き方は、実はとてもとても難しくて、未だに、そして
多分一生、「普通」が完結はしないんだろう。先はおぼろげで、とても
遠い道だ。


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nana [HOMEPAGE]

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