「ラプンツェル」は、私の好きな童話のうちのひとつ。
他には「がちょう番の娘」とか「かえるの王様」とかも好き。
彼女は何も知らないで、塔より長い彼女の髪を、てっぺんの小窓から降ろして
魔女も王子も昇らせる。少女から脱しそうな危うい時間を塔に閉じ込められて
でもそれを悪いとも思うだけの感覚が、はたしてあったか分らない。
それでも、塔より長い髪を千切り落とすだけの勇気と、
塔から飛び降りるだけの度胸が彼女にはあったんだから、ものすごいと、思う。
塔から落ちたラプンツェルは、茨の棘で盲目になるのだけど、
盲目の人生からダイブしたあとも、自由な世界で盲目だとはなんだか皮肉だ。
それでも私がこのお話を好きだというのは、やっぱり最後にはハッピーエンドの
お話ゆえ。…最後には双子の子供を産み落とすんだけれど、なんだか意味深。
ラプンツェルって、葉っぱの名前なのよね。食べれる、サラダの葉っぱらしい。
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