本当は、自我というものがあって。 普段はきちんと頭を隠しているんだけど、私のそれも時々、顔を出す。
あのね。 それはいつも少し変な所で顔を出すので、少しだけ、困っているのだけど、
私は、「結婚しよう」と言う台詞なら、男からじゃなくて自分から言いたい。 そんで「あ?ああ、いいよ。」くらいな返事が返ってきたら幸せだ。 一生付いて行こうと、きっと思う。変な意味じゃなくて。 「あなた」は、私が貰ってあげる。
だって私は、男の人に貰われなくったって最初から一人だから。 だけど男の人は自分の家の血と親に飼われているも同然だと、私は考えている。 だから本当は、女の人より男の人の方が、ずっと不自由なんじゃないのかしら。
だからそういう何処までも付いてきそうな、因縁のような臍の緒のような、 粘っこい胎盤の残りかすのようなものは私が断ち切ってあげられたらと おこがましくも考えてしまう。どうして、男の人はいつもいつも苦悩して いるのかしら。どうしてなのかなぁ?
いいトコばっかり格好つけようとしなくていい。くだらない問題の決断や くだらない縁の切り目など、私が代わりにやらせて貰えたら幸せ。 日常のどうでもいいことなど、全て背負ってあげるから、万が一に何かあった 時だけ私を守ってくれたらそれだけで幸せ。それは、私のエゴでしょうか。
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