生きていて、あれが欲しい、これが欲しい。 人の欲などキリが無い。
今は不況だとか、政治が悪いだとか色々皆は言う。
そして、お決まりのセリフを吐き出しやがる。
「自分は、人並みの生活さえ出来ればいい。」 「最低限の暮らしさえ出来れば満足だ。」
でも、私は知っている。そういう人ほど欲が深い。でしょう?
だから私は、今時分の「そういう系統」の俗々しい番組は見ないように している。…貧乏人の、貧乏な心の内を見つめていると、こっちまで 心の貧乏になりそうだと、思う。自分の欲求がまるでないもののように 扱うその心。…欲からでる生活のほとんどを、世の中のせいにしたいのは、 自分を見つめたくないからだろう。
人には、欲求がある。
私は、毎日ぐっすり眠りたいし、可愛い洋服は欲しいし、快適に暮らしたいし、 美味しいものだって食べたいと、いつもいつも思う。だから、それを しようと思って、生きようと、思うのだ。…生きるというのは、そういうもの でしょ?…本当に最低限でよいのなら、全て欲を抑えて、吉田兼好のように どこかの庵に篭って生活したらええねや。我慢。したくないの。 ただそれだけでしょう?私は恵まれている。だから、あんまり窮に貧した人の 気持などわかるわけも無いけれど、彼らのほとんどは、ただ「日常に追われる」 というフリにしか、私には見えない。
今の世の中は、不満と同じだけの贅沢な悩みで埋まっている。
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