JERRY BEANS!!

2002年03月25日(月) 正直者の理

今日は、ちょっとした節目の日である。
ひとつめは、卒業式。ながらくフラフラ学生やってた私も
本日をもってようやく大学卒業である。すったもんだもあったけど、
とりあえずこれで色々事切れるので大変感慨、ひとしおである。

で、もうひとつめは、恋人の事でまったく恐縮なんだけど、
彼は今日正式に大学の退学手続きを終了する予定なのだ。
もっとも、彼は2回生くらいから既にろくに授業なんて取ってない
のだから、もう実質辞めたも同然だったんだけど、今年に入ってから、
ご両親をようやく説得して、大学を辞める事にこのたびようやくあいなった
という訳だ。…折角入ったのに辞めるのは勿体無いとか、八年かけてでも
卒業すれば良いではないかとか、親に申し訳ないと思わないのか、とか、
まあ色々意見はあると思うのだけど、日頃わりかし側にいる私は、思う。

なんで、そんなに色々言われなあかんねや。と。

確かに色々面倒くさくて、だったらなんで最初から大学なんて来たんだよ、
と言われるかもしれないけど、入った当時は反論するなんて出来なかった
んだろうと思う。それまで、一生懸命だった両親に、色々思うところが
あったんだろう。けど、きっと親元を離れている間に、彼は彼なりに考えて
やっぱりここにそんなに大きな意味や価値を見出す事が出来なかったんだろう
と思う。それは、全然悪い事じゃないじゃないか。18歳なんてそんなもんだろ。
18の時に出来なかったことを、彼は大学に所属してた4年間で知ったのだ。

大体なんで、好き好んで気分の悪い事やらなきゃなんないのか?
無理してこのままだらだら大学生やってても、しょーもないし、それどころか
生きてくのに重荷にしかならないんだろうし。…だいたい、やりたくも無い事
を無理やりに続けさせても、本人には苦痛でしかないんだから仕様が無い。

学歴社会。確かにそうだね。当然、それを持たない人は、他に学歴に見合うだけの
何か、他よりも特出したものを持ってなきゃ光るものもないだろう。けどさ、
いいじゃん。されど学歴、けど、たかが大学じゃん。入りたくなったら、
学歴欲しくなったら、また入りゃいいんだからな。こんなもん。別に、人生
無駄なしでストレートで、トントン拍子に事が進んだからといって、なにか
得する訳でもなし。やりたくなった時にやればいい。だって、男だしさ。

きっと、学生じゃなくなって、いろんな不自由さも解るだろうし、そして
自由さも得るだろうし。リスクは覚悟でやるなら、それも良かろう。
私は、彼の両親でも兄弟でも何でもないので、自由気ままに、かつ、勝手に、
個人的に、彼を応援してあげようと思うのだ。それがさ、恋人なら恋人の、
友達なら友達の役割なんじゃないかなぁって、私は思うんだよね。

人生なんて人によって違うし、その価値なんて主観によってどうとでもなる
もんじゃないか。人生そのものに対する考え方にさ、そりゃ甘い、だの、辛い
だの言われたところで、じゃあ、あんたはそれを体験して「知って」て言ってん
の?と言えば、ただの聞いた話だったり受け売りの価値観だったりするじゃない。

それもまた一興だけれども、自身によって、甘いとか辛いとか、味わってみる
のもまた一興。そういう意味で、自分に対して全くバカなくらい正直者で
いたがる彼に、私はなんだかLOVEなのだ。だから、頑張って欲しいと思うし、
そのためだったら私だって頑張っちゃうのだ。

彼に対して、私はいつでも、「勝手にしろや」と言う感じでいたいと
思っている。決して「それはダメ」なんてダサいこと言わない女になりたい。
なぜなら、彼が私にそう言うことを一切強要しないからだ。だから格好イイ
という訳でもないが、それは私に一番心地いいのだからそれもまた仕方が無い。

まあとにかく、何はともあれ、今日は卒業式なのだ。
いろいろなことが、しがらみが、事切れてくれるのが一番嬉しい。


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