「すきなもの」というものがある。 そしてそれは、更に私の好きな他のものから 影響を受けていることも、それはそれでよくある。 結局、すきなものというのは、性質的にとてもよく似た 「多くのもの」ということなんだろう。それか、性質的に よく似た「大きなひとつきりのもの」なんだろう。
すきなものは、たくさんある。いい所がたくさん見つかる。 けれど、それを自分に投影させるのならば、すきなものの いい所は、必ず一度、全部分解して自分の中で消化して、 それからまた再構築する作業を怠ってはならない。
そうしないと、私は誰かのコピーになってしまうのだ。 誰かのコピーなら、私はもう、必要ないのでしょう?
それはとてもとても怖いこと。
すきなものはたくさんあるけど、それに溺れる自分にならない ように、いつも気をつけなければいけない。
自分の中で。他人の中で。
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