もしかしたら、叶うかも知れない夢の話が好きです。
現実に起こりそうな事で、その可能性を秘めた幸せな未来の夢が見れるのは、 今が満ち足りているせいでしょうか。そうだといいな。
幸せな話は、私を幸せにする。 不幸な話は、誰もを不幸せにする。
だったらやっぱり、幸せな話がしたいと思うのです。 そして出来れば、それが叶いそうなことであったら、尚更に嬉しい。 悲しい噂はもうこりごりだし、そんな自慢も辟易している。
ビロードのような夜の帳。月影には星の光。私の中にある精一杯に綺麗なもので、 あなたの世界が埋め尽くされますように。そう願って布団を被る。
冷たい体の、あなたとわたし。
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