JERRY BEANS!!

2001年10月29日(月) お役に立てて

役に立ちたい、というのは。付き合ってると、普通に思う。

だって、こんなに平凡で、普通の人生を退屈に送ってる
自分が、彼に出来る特別の事なんて、ひとつも無いからだ。

例えば、虫歯が痛んで、頭が痛くて、立てないくらいに
酷くても、痛みは私のものじゃあ無いから、彼には何も
してあげられない。痛みを無くしてあげられるのは、
私じゃなくて、歯医者さんだ。

お腹が痛くても、私じゃ治してあげられない。

痛みを分ける事も、肩代わりしてあげることも出来ない。

それなら、私に出来る事はなんだろうって、思う。

答えはひとつ。結局、何も無い。

ただ、一緒にいて、満たされるだけが、お互いに出来る事で、
それ以上も、それ以下も、そこには無いんだよね。

そう思うと、悲しいような、ひとりぽっちになるような、そんな気持ち
になる。けど、淋しい時に、あの人の顔を思い浮かべて、
頑張ろうと思うとき、私はひとりっきりでいるよりも、ずっと
幸せなのかも知れないなあって、思う。

ひとりで居ても、ふたりで居ても、淋しさは消えないけど、
だったらせめてふたりで居たいと、私は思う。

あの人はどうだろう。

同じ事を思ってくれるといいな、と思う。


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nana [HOMEPAGE]

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