一橋的雑記所

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2003年05月26日(月) 地酒と鹿さんとオリジナルカクテル(何)。

で、まだまだ続く奈良での初日。

ホテルから猿沢池方面へと近道をてっくりこ。
夕刻の三条通を目指しましたのは、片泊まり常連な己たちの定番、
持ち込み夕食食材&お飲み物(笑)を調達しやうという
魂胆で御座いましたのです。

が、何故か三条通界隈には適当な酒屋さん、というものが殆ど見当たらず。
地酒を扱うところが殆どで、缶のチューハイや発泡酒なんぞ置いてもおりませぬ。
探し探して、結局JR奈良駅まで行き着いた所で根負け。
ダ○エーの食料品売り場で水やらアイス・ウォッカやらチーズやらを買い込んで。
がっくりうなだれ逆戻りしていたその途上。
壮絶な程に品揃えの充実した酒屋さんを発見。
日本全国の珍しい地酒・焼酎をごく良心的な値段で販売しているそのお店で。
これまた、缶チューハイなどは置いてはおられませなんだのですが。
夏の国際麦酒祭常連的奈良の地ビールは全て揃っておりましたので。購入。
ついでに色々お話を伺ってみますと。
小売りだけでなく、飲食店にも卸したりなどしておられるとの事。
店先にをで〜んと据えておられる「十四代」や「久保田」の酒甕をさして、
「この辺でこういうお酒飲ませてくれるお店ありますですか?」と伺いましたらば。
「もちいどの通り」にあるといふ、とある居酒屋さんを教えて下さり。
ならばせめて「十四代」だけでも一杯!のつもりで立ち寄りましたのです。

したらば、これまた大当たりなお店で!
気さくなマスターがお喋りしながら、ちょいちょい、と作って下さる肴をあてに。
「十四代」やら「百楽門」やらお薦めの米焼酎大古酒やらを飲みまくり。
冷奴やら辛しレンコンさつま揚げやらを頂いて…たのは専ら己で。
某友人は、焼き鳥・お寿司5カン・一口麦酒のセットをもぐもぐ。
己も、横からお寿司をもぐもぐ(ちゃんとお酒も分け分けいたしましたがな!)
楽しく飲み食べおしゃべりを堪能し。
何故か利尻昆布を一枚手貰って(美味しかったので齧って飲んだりもして)。
小腹を少しオーバーするくらいに満たした状態で。
ホテルへの帰路に着いた時には既に、午後八時を過ぎて御座いましたのです…。

で。お宿に戻った己らは。ウェルカムドリンク券をば使うべく!
憧れのカクテルバーに突進〜(まだ飲むか)。
ホテルオリジナルカクテル「ほお紅」と。
定番のカクテル(「XYZ」これで打ち止めのつもりだったので/笑)やらを
頂きながらメニューを眺めていると。
若くて綺麗なお姉さんがレシピの説明をして下さったので、舞い上がった己。
生まれて初めて、レシピお任せオリジナルカクテルをオーダーしてしまいました!
しかも、幻の焼酎「百年の孤独」をベースに!なんて贅沢なリクエストで!!

嗚呼。
バーテンダー様、お姉様。有難う御座いますです。
大変に美味しくて、飲み終えるのが勿体無いくらい美しいカクテルで
御座いましたです。

そんなこんなで結局。バーラウンジでは。
閉店時間ブッチ切りで(をいこら)ゆったり飲ませて頂きまして。
お部屋に帰ったらば最早午後11時半を過ぎて御座いました…(笑)。

ところで、タイトルの鹿さんなのですが。
買出しに出かける前、ホテルの中庭に一頭、
素晴らしく毛並みの美しい、大きな雄鹿さんを発見致しまして。
仲良くしようと歩み寄りましたらば、さくさく無視された挙句。
1メートル以内に踏み込んだ途端に、立ち去られてしまったのでした…(涙)。

ので、鹿さんと戯れ遊ぼう計画については。
明日に持ち越し、という事で本日はお開きにて御座いますのです(マテ)。


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