2001年10月11日(木) |
寝たらダメだってば(笑) |
昨日からずっと雨で 風も強くて チョッとした台風並みの荒天。
「また?」と思われるだろうけれど こんな時やっぱり免許が有れば・・と思わずにいられない。 私ばかりじゃなくて バスに乗り電車を乗り継いで・・と言う人も多いだろうが。 移動の時間だけでも楽したい。待ち時間を節約したい。
「こんな天気じゃ行きたくないな」と思いつつ 夕方に娘が帰って来る時間を見計らって 父の入院している病院まで行って来た。 18時に夕ご飯だと聞いていたのでその時間に間に合うように。
頭の方を持ち上げるようにベッドが立ててあって。 自分で食べられない患者に食べさせようと 看護婦さんがして行ったらしい。
声をかけるけれど相変わらず私が誰なのか解らない。 何か言ってるみたいだけれど聞き取れない。 叔母が昼間に見舞いに行くと言ってたので 「誰か来た?」と訊いてみたけど首を振るばかり。
トレーに乗せてご飯が運ばれて来て 看護婦さんが入って来たので「私が食べさせますから」 と言ったら「良かったぁ」と喜んでくれた。
時間をかけて少しずつ 咀嚼はするけれど飲み込むのが下手で 時々咳き込む 痰が絡んだ咳をする 年寄り特有の。 スプーンを口元に持って行くと口を開けてくれるから 少しずつゆっくりと・・ おかずが無くなったのでお粥を残しちゃったけど 思ったよりも食べてくれて。
箸やスプーンを片付けたり洗ったりして部屋に戻ったら 目を瞑って今にも寝ようとしてたから 「じいちゃん 寝ちゃダメだって!」「今寝たら 夜中に寝られなくなるよ」 って言って揺り起こしたけれど、起きそうになくて。 「あぁ」とか「うんうん」なんて寝言のような声出して。
顔見たら これがまた気持ち良さそうなんだよね。 赤ちゃんがおっぱいを一杯飲んで満足した顔して寝てる・・そんな顔。
呆けた人間って赤ん坊と同じなんだよね 手のかかるトコが さ
何か可笑しかった(笑)
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