Onry Me
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2002年12月13日(金) |
『明日のジョー』改め、『明日の(パン)チョー!!』 |
・・・突然ですが、実は明日からボクシングを 習う事になってしまいました(汗) 29歳にしてなんで今更ボクシングなのかと 申しますと、話せば長くなるのですが・・・
それは一週間前の出来事でした。 ボクシングを習っている友人の先輩と 他愛も無い世間話をしていた時のことです。
私「いや〜最近、水泳をサボってるせいか、微妙に 太りだしてる気がするんですよねぇ・・・。 正月はまた色々と食べるだろうし なんか良いダイエット法はないっすかね? 夏まで、まだ時間はあるけど今のうちからダイエット した方が良いかなぁ?って思ってるんですよ。 一層のこと、ボクシングでも始めようかな?(笑)」
先輩「オゥ〜それならうちのジムに来なよ!!」 5キロ程度なら余裕で痩せるよ。 俺が会長に話を通しておいてやるから!!}
私「・・・・・へ!?(滝汗) あっ!いや、すぐにって訳じゃなくて、 いずれしてみようかなぁ〜なんて程度の次元の 話でして、まだするとは・・・(汗)」
先輩「そんなのやるんなら早い方が良いって!!」 よ〜し!決まった!!」
私「・・・!?(なっ!何が決まったの?(汗))」
なんか、私の意志が無視されて ドンドン話が進んでいくんですけど・・・(汗)
この出来事が一週間前。 その時はまだ、冗談だと思って気楽に考えてました。 しかし今日の夕方、私の携帯に思いがけない電話が 掛かって来ました。
先輩「おう今日の夜暇か!? 今、会長が来てるから面接兼ねて見学に来な!!」
私「あ、あの〜今日はこれから用事が・・・」
先輩「じゃ!!」
ガチャ・・・プ〜プ〜プ〜〜〜〜〜。 先輩は用件だけ伝えて一方的に 電話を切ってしまいました(汗)
こうなったら、とりあえず、見学に行くしかない。 このままバックレたら、何をされるか分からないし(怖) この人には逆らえないんです。 普段、男気に溢れる良い人なんだけど、曲がったことが 大嫌いっていう典型的な質実剛健、熱血タイプの 性格の人間なのです。
だから、今更「アレは単なる社交辞令でんがなぁ〜。アハハハハ〜」 なんて言おうものなら、半殺しの目に合うのは確実です(泣)
ってことで先程、ボクシングジムに見学に行って参りました。
ちなみに、そのジムの場所は我が家から歩いて 3分程度の場所にあったりします(近!!) 昔から、このジムの事は知ってはいたんだけど、 今までは別世界の出来事として気にも留めていませんでした。
オドオドしながらジムに到着し、外から中を覗くと 恐ろしい形相で練習生達がサンドバックをバスバス 叩いていました。
私「(ヒエ〜〜〜〜(怖)」
余りの迫力に怖気づき、やっぱ帰ろうかと後ろを 振り向こうかと思った瞬間、窓がガラガラガラっと 開いて、その先輩が顔を出しました。
先輩「よう!?会長来てるから、上がって挨拶してきな」
私はあっけなく、発見されてしまいました(汗) 見つかった以上、もう逃げられないと、覚悟を決めて 中に入ることにしました。 中に入ると、暖房もつけてないのに、モワッとした 生暖かい空気が私を包み込みました。
そして、なんだか異臭がするんです。 なんか今まで嗅いだことも無いような異臭なんです。
野郎共の体臭や汗の匂いが、部屋全体を 覆ってて臭い、臭い。 ホモサウナとかあったらきっとこんな感じなんだろうなぁ って、ふと思ってしまいました。
そこはまさに、不快指数 100%って感じの場所でした。
ツカツカと奥に向かって歩いていくと、 イスに会長が座っていました。 会長と言っても、年齢はまだ40代だそうで ヨレヨレのじじいが出てくると思ったので ちょっとビックリ。
私「あっ!どうも、始めまして。ぱんちょと申します。 ○○さんに紹介してもらって今日は見学させて 頂こうと思いましてお伺いしたんですけど・・・」
会長「おう、いらっしゃい!!○○ちゃんの後輩なんだって? 大丈夫。うちで練習すれば、確実に痩せれるから」
と、言いつつ、おもむろに引き出しから紙を出してきました。 その紙を受け取って見ると、それは入会申込書でした。
会長「それ、明日までに書いて入会金と一緒に持ってきて!! 一応、○○ちゃんの紹介って事で、入会金は1万8千円 の所ジャスト1万円にまけちゃう!!」
私「あっあの!!とりあえずまだやるかどうかは決めて・・・」
言おうとした私の言葉を遮り、会長が言いました。
会長「大丈夫。大丈夫。俺が直接教えてあげるし うちは親切、丁寧を、モットウにやってるから、 安心して通いなさい。 大手のジムじゃ練習生が会長直々指導してもらえる ことなんてマズ無いよ!!(ニヤリ)」
って、ボクシングに限っては その親切丁寧が一番怖いっちゅうねん!! しかも、そのニヤリって何?ニヤリって!!(怖)
どうやら、どんな抵抗をしても もう無駄なようです。 会長のニヤリで諦めました。 やっぱり、私の知らないところで話が 勝手に進んでるようです。
っていうような経緯で、明日からボクシングを 始めることになってしまいました。(汗)
29歳の冬。 三十路を前にして、こんな激しいスポーツを するとは思ってもいませんでした。
一体いつまで続く事やら分かりませんが 命の続く限りかんばろうと思います。
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