Onry Me
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2002年07月07日(日) 「愛する事に手遅れはない」・・・んだそうです。

・・・年のせいだからなのか?癒されたいからなのか?
よく分からないんだけど、最近は映画でもビデオでも
感動物の作品を良く観てしまいます。

・・・でも、実際に心から感動出来る作品に
出会えることって、そうはないんですけどね。

よく映画の宣伝文句で「この春一番の感動作」だとか、
「全米が涙した・・・」なんて感じのキャッチコピーが
書かれている映画があるけど、あぁいった映画って実は
結構、観てみるとハズレだったって経験ありません?

私の場合、このような偽感動映画?を観てしまうと
決まって観終わった後に「騙された〜」って感じで
怒りが込み上げてくるのですよ。

でも、こういった大袈裟なキャッチコピーを
書かれると、どーしても観に行きたくなるわけ
ですよ(騙されやすい?(笑))
「そこまで言い切ったんなら、さぞかし
 感動の超大作なんだろうなぁ・・・」
なんて感じで準備万端、ハンカチを用意して?
映画を観に行くんだけど、いざ観てみると
「アレレッ?」って感じで肩透かしを
くらうことが多々あったりするんですね。

・・・まぁ確かに感動する基準なんて、人によって
違うわけだから感動するしないの判断って難しい
んだろうけど、それにしても最近の映画の宣伝文句は
「感動」って言葉を安易に使いすぎている気がして
ならない。

たいして面白くもない映画のくせに、
「この夏一番の感動大作です」なんてことを平然と
書いたり、映画を観終えて、感動して泣きながら
映画館から出てきた女性(仕込み?)にコメントを
求めて、「感動しました!!」なんて言わせてる
CMを流したり・・・、
こんな宣伝文句や感想を聞いちゃえば映画を
観たくなるのが普通なような気がするのですね。

・・でも映画の料金だって決して安くないし
(っていうか高い)出来れば騙されたくない
じゃないですか?
だから私自身、最近は事前にネットなどで観たい
映画の評判をリサーチしてから観に行く事にしている
んです。

おかげで、最近は昔に比べて大分ハズレを
引く事が少なくなりました。

実は近々、マジェ○ティックを観たいなぁって
思ってたんですけど、この映画・・・。

すこぶる評判が悪いんですよ。


私自身、「ショーシャンクの空に」が、
ものすご〜く好きで大感動した作品だった
もんだから、このマジェ○ティックも期待して
たんだけど、余りの評判の悪さに観る気が
失せてしまいました。

勿論、人それぞれ映画を観た感想なんて
違うわけだし、もしかしたら評判の悪い
映画でも自分にとっては面白いかもしれな
いんだけど、面白いか面白くないか怪しい
映画は、あえて映画館で観なくってもビデオで
観れば十分だったりするんです。

・・・でも実は今現在、面白いかどうかは
別として、どーしても絶対に観たい映画が
あるんですよ。

その観たい映画っていうのは「海辺の家」っていう
作品なんだけど、この映画は映画館で予告を観た時から、
ず〜と観ようって心に決めてた映画なんです。

そもそも、何でこの映画をそんなに観たいのかって
いうと、それはこの映画の主人公親子の置かれた状況が
私と父との関係に似ていたからなんです。

詳しいストーリーの方は「海辺の家」のオフィシャルサイト
をご覧になって頂きたいんですけど映画の内容を
間単に説明すると、父の愛情を知らずに育ちグレ
てしまった息子が、ガンで余命3ヶ月と診断された
父と一緒に家を建てる過程で親子の絆を深めてく
って話なんです。

私自身、父親をガンで2ヶ月足らずで亡くした
ってのもあるんだけど、この映画は予告を
観ただけで物凄く心に響いてくるものがあったんです。

父として、残された僅かな時間を使って
何かを息子に残してやりたいっていう、
父親の気持ちが凄く分かるような気が
するのです。

この映画は正直な話、話題性は今1つどころか、
今2つくらいなんだけど、私はいろんな意味で
すっごく期待してるんです。

「愛する事に手遅れはない」

このキャッチコピー。
凄く素敵じゃない?
・・・って、キャッチコピーで映画を判断するのは
止めるとかって言てるくせに全然懲りてないみたいです(笑)

でも、この映画は絶対当たりっぽいです。
ちなみに公開は7月20日からなので、
よかったらご覧になってみてください。
私は絶対観に行きます。


パンチョ |MAIL

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