Onry Me
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2002年01月14日(月) 今更ながら「白い犬とワルツを」という本を読みました。

「きょう妻が死んだ。
 結婚生活五十七年、幸せだった。」

長年連れ添った妻に先立たれ、自らも病に侵された
老人サムは、暖かい子供たちの思いやりに感謝しな
がらも一人で余生を生き抜こうとする。
そんなある日、どこからともなく白い犬が現われる。
犬は、サム以外の人間の前にはなかなか姿を見せず、
鳴き声すら立てない。
真実の愛の姿を美しく爽やかに描いて、
痛いほどの感動を与える大人の童話。
あなたには白い犬が見えますか?


上は物語の冒頭の一説と、本の大まかなあらすじです。
これだけ読むと何のこっちゃ?ってかんじの
話ですが、とっても素敵な本なんです。

多分、この小説は若い人には受けが良くないと思う。
年を重ねた人程、感動出来る本だと思う。
(・・・って、私もまだ若いけどね(汗))

家族愛ってなんだろう?
とか
夫婦愛ってなんだろう?
とか
人間の生と死ってなんだろう?
とか・・・、

昨日、この小説を読み終えて、
いろいろと考えてしまいました。

そんな訳で、昨日は顔に似合わず?
真面目な事を日記に書いてしまいました。


この本は私が70歳、80歳になった時に
もう一度読み返してみたいと思います。

私も白い犬が見えるような
生涯を送りたいものです。


パンチョ |MAIL

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