Onry Me
DiaryINDEX|past|will
2001年08月24日(金) |
もう嫌!!すいか三昧な日々 |
・・・ここ数日、スイカを食べるのが辛い。
那須でスイカをしこたま買ったのは 良かったんだけど、こう毎日食べ続ける とさすがに飽きてくる(爆)
・・・でも、早く食べないと風味が落ち スイカ特有のあのシャキシャキとした 食感はなくなりドロッとしたものに なってしまう。 古いスイカの、ヌルっとした 食感ほどまずい物はない。
あぁ、いくらスイカが好きな私でも こう毎日、毎日スイカを食べ続けて いると、スイカを見るのも嫌になってくる。
・・・はぁ、安いからって こんなに大量に買わなきゃ 良かった(爆)
でも、もう生のスイカをそのまま 食べつづけるのは限界だぁ!
何かほかの料理に使えないものだろうか? 実はスイカを調理して他の料理に 使えないか考えてみたんだけど どんなに考えても、良いアイデアが まったく思い浮かばなかったです(笑)
スイカほど料理に応用出来ないフルーツ (本当は野菜だっけ?)って他にないんじゃない?
酢豚に入ってるパインみたく他の料理 にスイカが入ってることってまずないし・・・。
ジュースにしたってオレンジジュースや リンゴジュースはおいしいけど、スイカ ジュースはおいしくないし・・・。
それに昔から疑問に思ってた事があるんだけど、 みかん、桃、ブドウ、メロン・・・、 ほぼすべてのフルーツがゼリーになってるのに何で スイカのゼリーだけはないんだろうか?
私と同じような疑問を持ってる人は 他にも絶対いるはずです。
にもかかわらず、この世にすいかゼリーが ないって事は、それはもう100%絶対に 美味しくないからに違いありません!
・・・スイカってなんって哀れなんでしょう。
他のフルーツは人の手によりいろんな料理や 美しいデザートに生まれ変わっているってのに スイカはザックリ切られただけで、はい!おしまい!
せいぜい料理に使われるといっても、 そうめんや冷麺の飾り付けやスイカ の皮を漬物にするくらいしか利用価値 がないし・・・。
挙句の果てに彼らの中には もっと悲惨な目にあってる 者もいるわけで・・・
せっかく立派に成長してたというのに 一部のスイカ達はどういう訳か人間の 手によって無造作に海岸の浜辺等に放置され、 目隠しをした少年や少女に
バットで殴り殺される始末・・・。
「バシッ!ブシュ!グシャ!」
「あたしら撲殺されるために 生まれてきたんじゃないのに・・・」
・・・なんとも哀れなスイカ達の 叫び声が聞こえてきそうです。 殴り殺されたスイカ達も さぞかし無念だったことでしょう。
・・・あぁ、切ない。
なんか、無性ににスイカが 可愛そうに思えてきた・・・。
・・・どうにかスイカの地位を向上 させることはできないのだろうか?
実は以前、テレビですいかのフルコース 料理を作っているお店を紹介していたの を見た記憶があるんだけど、実際問題 その料理自体、見た目があまり美味しく なさそうだった(笑)
それにリポーターが 「お、意外に美味しいですねぇ」 なんて言いながらも、その表情が 微妙に引きつってたのを私は見逃 さなかった。
・・・やっぱりスイカを料理に 使うのは無理があるんでしょうね。
結局、スイカはそのまま冷やして 豪快に食べるのが良いのかも知れない・・・。 ↑(結論はやっぱそれかよって感じですけど(笑))
★スイカの思い出★
少年時代、私は祖母の家でスイカを食べるのが好きでした。
祖母の家は古びた木造の一軒家でした。
夜の八時過ぎ。 夕食を食べ終わり、庭で花火をしている姉と私。
和室ではビールを飲みながら、ほろ酔い気分でナイター中継(巨人戦) を見ている父と祖父。
庭で遊ぶ私達にスイカを切って持ってきてくれる祖母。
縁側に座り、そのスイカをムシャムシャと食べる姉と私。 スイカの種は豪快に庭にププププッと吹き飛ばす。
時折、頭上で涼しげに鳴る風鈴の音色と共に、ほのかに香る 蚊取り線香の煙。
少年時代。 夏のこの瞬間が私はとても好きでした。
この祖母の木造の家も、12年前に鉄筋の三階建ての 家に建て替えてしまい今はもうありません。
それが現在私が住んでいる我が家なんですけどね(笑)
もう、スイカを食べたあの頃の庭も縁側も無いんだなぁって 思うとちょっと寂しい気がします。
|