Onry Me
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先週の土曜日に新宿で超絶に 腹の立つ出来事に遭遇した。
人込みの中、私が歩いてると不意に 右手の手首のあたりに熱さを感じたのだ。
何が起こったのか一瞬自分でも理解出来なかった んだけど熱さを感じた瞬間に自分がすれ違った と思われる人の方をすかさず振り返ると、そこに は若い女の子の後姿があり、その子の手にはタ バコがしっかりと握られてたのだ。
私は一瞬でこの手首の熱さの原因を理解しました。
・・・このバカ女!
あろうことか、人込みであふれ返る新宿の歩道で タバコを持った手を前後にブンブン振りながら 歩いていやがったのだ!!
・・・こんにゃろうめい〜(怒)
私の心の中に久々に怒りが込み上げてきました。
・・・でも、このバカ女 私のことなど気にする様子も無く(気付かず)に タバコを持った手を相変わらずブンブン振りながら 人込みの中に消え去りました。
・・・ちくしょう!
27歳にして、もう少しで危うく 焼きを入れられる所だったじゃんか! ていうか、産毛は少し焦げたかも・・・。
ほんまにシャレにならんですよ! 人込みの中で平気で歩きタバコをするなんて・・・、 まったく今の若い子っちゅうのは マナーとかを知らんのかね?
呆れ果てて、物も言えんわ!!
・・・タバコを吸う方がこれを読んでらしたら 申しわけ無いんですけど、実は私はタバコが 大っ嫌いなのです。
もともと子供の頃から喘息の持病があった ってのがもっとも大きな理由なんだけど、 高校時代など、友人が次々とタバコを吸い 始める中、私だけは一切タバコを吸おうと もしませんでした。
まぁ今では、おかげさまで毎日運動したりして、 健康には人一倍気を使ってるんで、その喘息の 発作もめったに出ることは無いんだけど、それでも やっぱりタバコの煙の立ち込める部屋とかは 苦手。
喘息を患う人にとってタバコの煙や ダニやホコリは天敵なのです。
でも、実際の生活の中でタバコを避けて 生きていくことなど出来るはずも無く 私は日々辛い思いをしいられてます。
実は私の職場や友人等の中でタバコを 吸ってる人の割合って間違えなく八割 以上だったりします。
男性、女性問わず、殆どの人が吸ってます。
だから飲みに言ったりしても、あっちでプカプカ。 こっちでプカプカ・・・。 換気の悪い店だと、うっすらと白いもやが かかるくらい酷い状況になってしまうのです。
その状況たるや、タバコを吸わない人達にとっては まさに生き地獄状態。 しかも、いつも、呑んで帰って来るとタバコのあの 匂いが服に染み込んで臭いったりゃありゃしない!
・・・どうにかならないもんでしょうかねぇ(悩)
まぁ、私も大人だから他人が吸ってるタバコを いちいち注意する事もないし、私の目の前で 吸っていいですか? って聞かれたら、嫌な顔せずに 「どうぞ」って言うけどさぁ・・・。
・・・でも、苦手。
そういえば、タバコについては昔 私がまだ高校生の頃に恥ずかしい 大失態をおこしたことがありました。
実は私の家族は誰も、タバコを吸わないんだけど、 私の姉だけは何処で覚えたのか昔からタバコを 吸ってるんですね。(怒)
だから、姉が実家で暮らしてた頃などはタバコを めぐって私と姉の口ゲンカが絶えませんでした。
私が、
「居間がタバコ臭くなるから 居間では絶対に吸うな」
って言ってるにも関わらず姉は しょっちゅう居間でタバコを吸 っていました。
正直口ゲンカで私が姉に勝てる 筈は有りません(笑)
その当時、私はいつも悔し涙を飲んで 姉に対するささやかな抵抗として換気扇 を回すことぐらいしかできませんでした。
そんな、高校時代の夏休みのある日。 顔から火が出るほどの恥ずかしい事件 を起こしてしまいました。
朝の10時頃だったでしょうか・・・ 夏休みという事で普段より遅く目を覚ました 私が部屋のドアを開けて廊下に出ると プ〜ンと、あのタバコ特有の嫌な匂い が漂ってきました。
この時の私は寝起きだった事もあり、扉を開けて 朝一番に吸い込んだ空気がタバコ臭かったので、 いつもより頭にきてました。
私は廊下越しにわざと聞こえる大きな声で、
「チッ!居間で タバコ 吸うんじゃねえよ!!!」
と姉に向かって 言ってやったのです。
・・・そう、姉に向かって言ってやった・・・ 筈でした。
しかし、廊下の先の居間に目を 向けると、そこには姉の姿はなく 椅子に座っていたのは背広を着た
見知らぬ中年のおっちゃんでした。
「・・・誰?この人は?」
私は寝起きという事で一瞬訳が解らず ボーっと立ちつくしてしまいましたが 次の瞬間、見知らぬ人に大声で
「タバコを 吸うんじゃねぇ」って
怒鳴ってしまった事を思い出しました。
「しまった〜!!!」
・・・気まずい。
私の体からは一気に嫌な脂汗が 噴出しどうして良いのか解らず 引きつった笑顔で一言
「あっ、ごゆっくりどうぞ♪」
等と訳の解らぬ事を言ってしまいました。
そして私に怒鳴られた、そのおっちゃんはというと 鳩が豆鉄砲くらったようなキョトンとした表情で タバコを消しながら
「・・・あっ、どうも」
と愛想笑いで一言いってました。
・・・このおっちゃん、 実は父の仕事関係のお客さんだったらしく、丁度 父が席をはずして一人でタバコを吸ってた所を 私に怒鳴られたらしいです(笑)
・・・う〜ん。 あれはまずかった。 私はもう間違えなく姉が吸ってるものとばかり 思ってたからいつもの調子で怒鳴ってしまったのだ。
・・・あのおっちゃんも、さぞかしビックリした ことでしょうね(笑)
でも、この出来事の後、父に詳しいことは 聞かなかったんだけど、あの時もしも重要 な取引とかの話をしてる最中で私のあの一言 のせいでそれがダメになっちゃったらどう しようかと、その当時は結構悩みました(笑)
・・・この出来事があって以降。私は 姉が居間でタバコを吸っていても以前 ほど注意をしなくなってしまいました。
姉は今でも育児のストレスだとか言って 相変わらず、タバコを吸いつづけています。
他人が吸っているタバコには寛容な 私だけど、やっぱり身内がタバコを 吸ってるのは良い気分ではないです。
姉ちゃん!! いくら換気扇回してるからって 子供の前でタバコを吸うのは ホント、ヤメテ〜!!
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