やるきまんまんの日記
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2009年04月19日(日) 今週の見通し・為替 円相場、底堅く推移



 今週の円相場は底堅い値動きが予想される。米金融機関の決算や一部の景気指標には改善の兆しもみえるが、中長期的には世界的な景気の先行き不透明感がなお根強い。投資家が積極的にリスクをとって外貨投資に転じるという見方は少ないようだ。市場参加者の予想は1ドル=96―101円に集中している。

 先週前半は100円台で推移。ただ中国の1―3月期国内総生産(GDP)の伸び率が市場予想を下回ったことで、週半ばに景気の先行き楽観論がやや後退。資金の回避先としていったん円が買われ、一時98円台まで上昇した。

 今週は24日に7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議がある。財政出動などを巡って各国の足並みの乱れが露呈すれば株安が進み、円高に振れやすくなる公算もある。事前の要人発言に市場の反応が大きくなる場面もありそうだ。経済指標では23日に米中古住宅販売件数、24日に米新築住宅販売件数が発表される。バンク・オブ・アメリカなど米金融機関の決算も予定されている。


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