やるきまんまんの日記
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2009年04月12日(日) 今週の見通し・為替 円相場、下値探る展開



 今週の円相場は下値余地を探る展開となりそうだ。米国経済の先行き懸念の後退や日本経済の回復は遅れるとの見方から、円の先安観が強まっている。ただ1ドル=101円近辺の円安・ドル高水準からは利益確定を目的としたファンドや個人の円買いが次第に増えるとみられ、一方的な展開にはなりにくいとの見方がある。参加者の予想は1ドル=98―102円に集中している。

 12日はキリストの復活を祝う復活祭(イースター)。先週は週初に1ドル=101円台半ばまで円売りが進んだが、欧米勢が祝祭期間前に持ち高を手じまう動きを見せたため、円安・ドル高の流れが一服した。

 今週は14日のゴールドマン・サックスなど、米金融機関の第1四半期決算が注目の材料。時価会計基準の緩和で好決算になるとの見方が多いほか、円相場には織り込み済みとの指摘もある。ただ金融システム不安が後退したとの判断から米株式相場が一段と上昇する展開になれば、円売り・ドル買いが再び勢いづく可能性がある。


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