場所は、改築する前の実家。
台所は土間で、四畳半の食事をする部屋いっぱいに食べ物が置いてあって、それ専用に冷蔵庫まで買ってある。 「これ、どうしたん?」 と誰かに尋ねると、 「お客さん20人分の食糧やんか。」 と当然の様に言われる。
座敷に万札が沢山あって、「これ、どうしたんやろ?」と思いながら手に取ってみると、お札からじわじわっと炎があがった。 慌てて手で叩いて火を消してみると、畳が熱くなって赤くなっているのが見えた。 その熱でお札が燃えたんだ。 放って置いたら全部燃えてしまう。 消したそばからまた炎があがる。 急いでお金を掻き集めて、裏庭の方を見ると、沢山の杭を打っていて、それを打っているのは、さっき見た食糧のお客さんらしかった。 その杭の辺りから凄い勢いで炎があがっていたのだけど、そのお客さんは、杭を打ち終わったら逃げる様子で一生懸命杭を打っている。
私は、そのお金と、バックを持って、家族のみんなに炎があがっていることを伝えて逃げようとしていた。 とても冷静で、凄い勢いで炎があがっているのだけど、「まだ大丈夫」と、宝石類が入っている引き出しを取って外に出た。
外に出ると、近所中が火事で、みんなゾロゾロと出てきた。 そして、燃えさかる住宅の前を、みんなで楽しげな歌を歌いながらスキップしながら集会所に向かう。
集会所では、何やら怪しげな宝石屋のイベントがあって。 薄暗い部屋で、インチキ臭い厚化粧の美人なおばちゃんに何かの映像とダイヤモンドを見せられた。 みんながダイヤモンドの周りに集まっている横をすり抜けて、隣の部屋に行ってみると、そこはガラス張りの潜水艦。 気が付けば、またみんなソコに居た。
ふと、大金の入ったバッグが無くなったことに気付く。 あたふたと探し回っていたけど、どこにも無くて、どうやら盗まれたらしい。 火事で、みんな金が必要なんだ。 まあ、どうにかなるかと気にしないようにした。
気が付くと、そのガラス張りの潜水艦は空を飛んでいた。 大きな鷹が沢山近寄ってくる。 確かに鷹のはずなんだけど、顔と体は虎で、白い翼が付いている。 大きさも虎。鳥にしてはデカ過ぎる。でも鳥。 手足は無い。 その虎の顔をした鷹が、天井のガラスにペタッと顔をくっつける。 マヌケな顔でこっちを見ている。 思わずニマっと笑ってしまう。
ここで夢は終わった。 夢なので、話はどんどん飛びまくるんだけど、珍しく凄く鮮明に覚えてる。 なんか不思議な夢だったので、なんか意味でもあるんやろか? なんて思って書いてみました。 誰か、夢診断出来るっちゅー方がおられましたら是非教えて下さい。
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