不幸事には、案外笑えるアクシデントが起こるものだ。 叔父のお葬式の翌日、納骨でお寺に行ったのだけど、私たちがお寺に着くと、叔父の家族が慌てて帰ろうとしている。 なんと、お骨を家に忘れてきたという。 納骨しにお寺に来たんだろうがっ! とっても短気な叔父だったから、 「オイッ!コラッ!俺を連れていかんかいっ!お前ら何しにお寺行くんじゃコラッ!おーーーーっっい!!バカが・・・」 とか言ってたに違いない。 いや、ホントに絶対言ってるはずだ。 みんながみんな口を揃えて同じように言って大爆笑。 こうやって、いつまでも酒の肴にされるのだ(笑) にょほほほほほ。
従妹(しのぶ)がミニチュアダックスフンドを飼い始めていた。 名前は“太郎” また太郎かよ!
高橋克典似の男前の従弟の彼女がこの前と変わっていた。 なんでも「最後の女」だそうだ。 “高橋克典似の男前の従弟”なんて長ったらしい呼び方はもうヤメタ。 お前の名は“ジョージ”だ! それにしても、目がパッチリしてて、ケラケラとよく笑う可愛い娘だった。 ああ、もう勝手にしやがれってんだコノヤロウ。
しのぶがジョージのプリンを食べたと言って姉弟喧嘩をしていた。 いい歳してプリンで喧嘩するか・・・ 黙っていたけれど、ジョージのコーヒー牛乳を飲んだのもしのぶです。 私、見てました。うほほほほ。
お通夜の時、知り合いのお姉さん(?)が来ていました。 私は別室で茶をすすっていたのだけど、特徴のある声が聞こえたので出ていってみました。 「おぉ〜、きゃさも帰っとったんか。久し振りやのぅ。何歳になったんぞ?」 と問われ、なんの躊躇いもなく、「二十歳♪」と答えてやった! 丁度その時、私の隣に二十歳のジョージがいたので、ジョージを指さし、「私の彼♪今年一緒に成人式行ったんよ♪」と言い放ってやった! 知り合いのお姉さんは、「・・・・っとにもう・・・お前は・・・」と一瞬黙り込んで、即座に違う話題に花咲かせていた。 「お前は・・・」その続きはなんだぁぁーーーっ!! いや、んなもん聞かなくていい。
兄の友達が入院しているという。 「B型肝炎とC型肝炎らしいんやけど、ヤバイんか?」 と言う兄に、私は、看護婦として警告しておいた。 「外科に入院していることがヤバイと思う。」と。 それも、町内でも有名なヤブ医者。そこんとこもヤバイ。 何故にソコに入院しているのか聞いたところ、風邪ひいて受診したら肝炎が見つかったんだそうだ。 いや、マテ。 何故に風邪で外科に行く?そもそもそこんとこが間違ってる。 そのS外科、風邪“だけ”が偉いらしい。 なんか間違ってる・・・ 外科だろ? なぁ、外科なんだろ? どうせ強い薬でも出しとんやろ。 骨折でS外科に入院した人が、S外科に入院しながら隣町のK整形外科に通院させられていたという。 S外科に入院しとる意味がわからん。 とにもかくにも、早急に転院することをお勧めしておきました。
その兄の友達の話から、話題は入れ墨の話へ・・・ 昔、一緒にお風呂に入ったことのある近所の元さん。 「わ〜い♪絵が描いてあるぅ〜♪」とはしゃぎまわって周囲をヒヤヒヤさせたのは私だそうだ(^^; そんなこと、あたしゃサッパリ記憶になく、元さんの背中に絵が描いてあること自体初めて知った。つか、忘れてただけか(^^; 兄の友達には絵を描いている人が結構いらっしゃるようで。 中でも、肘の内側の所に般若かなんかの顔を描いている人が、一週間ほど毎日注射をしなければいけなくなったとき、丁度その般若の顔の所に注射を打ち続けられ、般若の顔がボロボロになったそうで。きゃはは。 いや、それにしても何故にんな所に入れるかなぁ? 絵を描く場所はよく考えた方がよろしいと思ったりいたしました。
そういえば、私に「何歳になったんぞ?」と問うた知り合いのお姉さんは、元さんの娘であらせられます。 いえ、お姉さんはカタギでございます。 年は40代に突入したとのこと。 なんて正直者なんだ・・・ と思いつつ、二十歳と言い張った上に、「美少女でっす☆」と言い放つ私。 おほほほほ。 反省なんていたしませんことよ♪
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