鍋をたたく...鍋男

 

 

加古川オール3回目 - 2003年05月16日(金)

「僕たちの歌を聴きに来てください
僕たちはいつも一所懸命歌っています
たとえお客がいやな奴ばかりでも
僕たちはいつも一所懸命歌っています
ほんとです」

忌野清志郎大先生のむかーしの歌だ。
さすが大先生。核心をついてらっしゃる。

いやなお客なんてのはもうながいことお目にかかってないけど、
どんな場所でも「いい音」を出したいってのは、私たちもやはり思う。
どんなお客さんでも、いい音を聞いてもらいたい。
まだまだ「スティールパンを聞くのは今回が初めて」
というお客さんもいる。
その人達の第一印象ができるだけいい物になるように。

加古川オールの三回目。
この箱ではこういう心配はぜんぜんしない。
なぜだか勝手にいい音がでてしまう。
柔らかい壁、柔らかいお店の人たち、柔らかいお客さんに囲まれて、
Steel Powerの音も柔らかくなる。

気持ちいいステージを二つやって、帰ってきました。
満月がぽんっと音をたてて出ていた。柔らかい光降る、涼やかな夜でした。



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