鍋をたたく...鍋男

 

 

I Jammin' in the Pan - 2001年11月18日(日)

本日めでたく、I高校のコミュニティカレッジ講座の一つ、「スティールパン講座」が終了した。
2-3時間の講義を10月頭から週末に8回。スティールパンの叩き方、音の配置、ドレミから初めた。譜面をいっさい使わない講義で、自分の頭で、体の動きでおぼえていくという授業方法にとまどいながら、 メモを取りつつ、みんなほんとによくがんばった。

私、鍋男は、I高校の音楽の先生、U先生の作ったフレーズをいただいて、この小さなスティールバンドのために、「I. Pan Jammin'」という曲を書いた。3分あるかないかの小品だが、ちゃんとカリプソっぽくしてみた。なので、なにかというと裏のビートが出てきて、お母さん方にはなかなか難儀だったと思う。正直なところ「ここまでやるのは無理かな」と、何回も思った。「一つ二つレベルを下げて、この辺でよしとしようかな」とも何回か思った。戻ってはまた前に進み、を繰り返し、今日の最終日まで、結局、最初にイメージしてた曲をそのまま演奏していただけるところまで来た。

去年は最終日に発表会をしはったのだけど、今年は一曲しかないので、録音をしようという事になった。昔から私は、「スティールパンは屋外で、生で聴くのが一番いい」と、事あるごとに言って来た。今回も録音するなら、外でやりたい。ずっと屋内で練習してた音を外でやるとだいぶさみしいかな、と思いきや、ぜんぜんおっけー。みんないい音だしている。

朝九時半に集まり、何回か通しであわせて、3テイクほど本録音をする。

イントロ、8カウントでゴリっと曲が始まる。テナーのメロががんがん前に出る。ここでキメ。十数人が一体になる。キメフレーズあとの空白に、テナーがつっこんでAメロが始まる。ダブルセコンド、トリプルチェロのstrumがいい感じ。サビ前の盛り上げ。チェロの超早フレーズ、キメ、そして、サビ。いいっじゃない。

めだったミスもなく12時前に終了。一曲だけとは言え、優秀だ。そんなことより、かっこいい。
ミスのあるなしは問題じゃない。それより、かっこいいのよ。やっぱりスティールバンドはいいわ。鍋男君もうちょっとがんばるわ。

片づけをして、皆さんに修了証を渡し、挨拶をして一時解散。

打ち上げは例によって、つ○しんのちょっと下、アイ○ャ。バングラディッシュのカレーが食べれるお店だ。さんざん腹減らして行った。やっぱりうまい。でも今日はとても疲れた。やばい、食べると眠い。そう言えば今日の9時半集合って、私には拷問よね。

とか思ってるとほんとに寝てしまいそうだった。そういえばこの夏の教室の発表会の打ち上げでも寝てた気がする。自分のライブより、人の演奏を手伝う方が緊張するのかも。

最後に
鍋男はわがままだ。意味のないことにこだわっている事も多い。
それに飽きず、最後までがんばってくれた十数名の老若のお母さん、お姉さん、ならびにI高校の先生。
本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。皆さんの音は、ほんとにいい音でした。


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