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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年08月15日(土) 記録を取ること 53.7Kg, 9.0%
晴れ
実家にスイカを持って行き、墓参り、桃と野菜をもらって帰る。TSUTAYAでレッドクリフ2を借りる。
スポンシーやビギナーにお勧めしているのが、ミーティングに出席した記録を残すことです。それはカレンダーに、出席した日は○、遅刻した日は△、行くはずなのに行かなかった日は×と印を付ける単純なやり方でもオーケーです。
人間の記憶は曖昧なものです。僕は一昨日の晩に何を食べたかも思い出せません。自助グループではミーティング(や例会)に出ることが大切だと言っていても、どれぐらい出ればいいか基準はありません。でも確実に言えることは、出席回数が減ってくるのは悪い徴候だってことです。
しかし、本人は回数が減っていることに気がついていない場合が多いのです。断れない残業や用事で休んだ日を、無意識のうちに分母と分子から除いてしまいます。そうすれば出席率は悪くなりません。けれど、もし自助グループに効能があるとするなら、理由は何だろうと休めば受け取る恩恵が減るはずです。自分が徐々に悪化していることに気づきづらいのです。
逆に陰々滅々としているときは、自分の努力を否定したがります。そういう時には客観的なデータを見て、自分が続けた努力をほめることも必要です。
例えば「よく眠れない」という人には、寝た時間と起きた時間、睡眠の質を◎○△×の評価で記録するとか。すると、最近ずっと眠れないと思っていたのが、不眠は最近二日ばかりのことに過ぎないことに気づいたりします。
他にも金銭の出納とか、むかっ腹がたった相手の名前とか、なんでも記録を取っておけば自分を客観視するのに役に立ちます。ステップにも内観にも役に立ってくれる(といいな)。
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